2004年04月01日

◆今日の一品◆
H製 鳩時計
今日も全タウン再配布のみでしたので、既存のほのぼのタウンのアイテムから「鳩(ハト)時計」をご紹介します。
世界的に知られている鳩時計の歴史は、1640年ごろ、南にスイス、東にオーストリア、西にフランスと接している南ドイツにある通称「黒い森」と呼ばれるシュヴァルツヴァルトというところで始まりました。黒い森は南北160km。東西30-50kmの広さを持ち、一番高い山のフェルトベルク(FELDBERG)でも海抜1493mですのでなだらかな丘陵地帯という印象です。総面積6000平方キロメートルの内3分の2が森に包まれ、ドイツで最も広い森林地帯です。「黒い森」はその当時、長く、厳しい冬の間でも、有益で、理想的な時間/仕事の使い方を考えた末、黒い森でこの新しい地場産業ができあがりました。当初は、木と鋼線から作った簡単な時間を計る道具として、少ない量で実験的に作られました、そして、徐々に、新しい有益な産業へ変貌していきました:地理的に、経済的に隔離された農民を世界的に有名にした黒い森の時計の誕生です。今では、世界的にも、黒い森の時計と言えば、鳩時計がすぐに心に浮ぶようになりました。
その歴史は、1738年ごろ、フランツ・アントン・ケトラー氏によって今の鳩時計のスタイルが確立されましたといわれています。黒い森のションワルド出身のフランツ・アントン・ケッテラーは、教会のパイプオルガンの原理を利用したカッコーの時報が、時間になると、自動的に鳴る仕組の時計を生産しました。鳥の声を模倣した技術を時計に組み入れる技術は、中世ヨーロッパの貴族のための時計からのものです。フランスのストラスブルグ大聖堂の聳え立つ雄鶏が、鳩時計発想の原点のようです。そのような雄鶏の”さえずり”を、スイス/ベルンの大聖堂や、チェコのプラハの天文時計でもみることができます。時計のような小さな箱の中で、雄鶏の鳴き声を模倣することは難しいことでした。その中でも、カッコーの鳴き声が一番模倣しやすかったのです。それ以来、木製のムーブメントが、金属製に徐々に変わり、主流であった12時間ムーブメントに24時間、8日仕様ムーブメントが加わり、針が象牙から、セルロイド、プラスティック、木へと変わりました。原材料の変貌とともに、その地域の商人たちが、この時計を、ヨーロッパ中に紹介し、世界的に、知られるようになりました。また、デザイン自体もその時代背景にあった物が施される様になりました。今では、一番のオリジナルとされているハンターモデル(動物の狩)に対しても、アメリカの動物愛護団体からのクレームにより、動物が逆さにつるされているモデル(オリジナル)と動物が立っているモデル(愛護団体対策用)があります。そんな時代背景も、この時計に見ることが出来ます。

2004年03月31日

◆今日の一品◆
P製 黄緑の蝶々
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「黄緑の蝶々」をご紹介します。私が個人的に蝶々がキライなもので、考えたら、蝶々は今まで1度もご紹介していないかもしれませんね。
全世界に蝶の仲間は約18,000~20,000種類いると言われています。種類数が特定できないのは、まだ発見されていない種類がいると思われているのと、学者によってある蝶を1種にしたり2種にしたりするからです。
蝶は昆虫の中で最も研究されている仲間ですが、まだまだ分からないことが多いようです。また、すでに発見されていた種類でも、研究されてから別種であったことが発見されたりします。
このように、種類数が不安定である理由は「種」の定義がどうしてもハッキリしないからです。そもそも自然界には「分類」など無いのですから、仕方がないことかもしれませんが・・・。また、生物は常に進化していると考えると、これから分裂して違う種類になっていくグループや、逆に二つのグループが一つとなって同じ種類になるグループが現在いることとなり、今ある種と指定しても、今後その種でとどまっているとは限らないわけです。
ここでいつも不思議に思っている、「蝶と蛾」の違いについて考えてみましょう。蝶と蛾を区別する事については色々なことが言われています。「蝶は昼間飛んで、蛾は夜に飛ぶ」という分け方や、「止まった時の羽の状態」で見分けるというのの他にも、いろいろありますが、本当は蝶と蛾は区別できないほど似ている仲間なのです。外国では、日本語や英語のように蝶と蛾を別々に呼ばず、一つの言葉で言い表している国もあります(フランス・ドイツ・インドネシア・ネパールなど)。また、英語圏の国では、時々セセリチョウ科の蝶をスキッパーズ(Skippers)として、蝶と蛾から区別することもあります。

2004年03月30日

◆今日の一品◆
H製 教室のイス
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンから「教室の椅子」をご紹介します。2回目のご紹介です。
その昔、学校の椅子は刑務所の受刑者が刑務作業で作っているという噂があったのですが、どうやら都市伝説だったみたいで、刑務作業で家具をつくることはあっても学校の椅子は作っていないようです。

学校成立以前の寺子屋では、座卓のような形で畳などの上に机を置いて正座したまま学習するスタイルが一般的でした。
今のような机と椅子が使われるようになったのは、1890(明治23)年からですが、その頃はサイズもまちまちで寄せ集めのようなものだったみたいです。1893(明治26)年から文部省学校衛生主事・三島通良による身体検査の統計により、机や腰かけの構造、サイズについて検討が行われるようになり、翌年には学齢別の規格サイズが決められました。この頃の二人用机のサイズは幅約109cm、36cmと現在より一回りも二回りも小ぶりです。
1952(昭和27)年、学校用家具(普通教室用机・椅子)のJIS規格(旧JIS)が規定され、号数ごとのサイズが明示されました。地域の木工所ではこの規格を元に学校用の家具が作られるようになりました。机の幅は600mm、奥行き400mmとなり、一人用の机が定着したようです。
1962(昭和37)年頃から生徒用の机・椅子もスチール製の需要が高まり、急速に普及したようです。木製の机・椅子はメンテナンスが必要とされ、用務員さんがこのメンテナンスを行っていたのが、人数が減ってしまい、手のかからない丈夫な机・椅子が求められた、との理由もあるようです。この後、スチール製の机・椅子が普及し、ほとんどの小中学校で使用されるようになりました。1975(昭和)年頃から、高さ調節のできるタイプのものが発売され、今日でも流通しています。

2004年03月29日

◆今日の一品◆
D製 ジェットスキー
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ドルフィンタウンから「ジェットスキー」をご紹介します。
ジェットスキーをするには、免許(海技免状)がいります。よく海外に行ってジェットスキーをしてきたという話を聞きますが、日本国内では、免許が必要です。
平成15年6月から免許の制度が変更になり、従来の1級から5級の制度からボート・ヨット用の(エンジン付)免許「1級」、「2級」と水上バイク用の「特殊」の3区分になりました。
免許には、以下の種類があり、どれでもジェットスキーには、乗れます。

一級小型船舶操縦士 20t未満 遠洋区域(すべての海域)
二級小型船舶操縦士 20t未満 海岸から20海里以内
三級小型船舶操縦士 20t未満 海岸から5海里以内
四級小型船舶操縦士 5t未満 海岸から5海里以内
五級小型船舶操縦士 5t未満 海岸から1海里以内

ちなみに、車と同様に教習所タイプと自動車学校タイプがあって、4級の場合、
教習所タイプで6万~8万位、自動車学校タイプで10万ちょっと位だったと思います。水上バイクはもう少し安かったと思います。
免許を取ったらジェットを買いに行きましょう。と言いたいところですが、はっきり言ってジェットスキーは高いです。買ったはいいけど、2~3回行って、飽きてしまい、やめちゃうという話もよくあります。とってももったいないので、よ~く考えよぉ~。お金は大事だよぉ。

2004年03月28日

◆今日の一品◆
H製 温度計
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンから「温度計」をご紹介します。
今でいうノベルティーものとして、こういう温度計は商店や会社が(年末になるとくれる)カレンダーのように、配っていたものが多かったようです。温度計の下の方の●●●・・・っていうのは広告で、温度計を配布した商店や会社名がよく入っていたりしました。ほのぼのタウンの温度計は伏せ文字になっているんですね。
温度計を発明したのは、あのガリレオ・ガリレイだと言われています。もともとは「サーモスコープ」という名前の道具だったらしいのですが、1592年、ガリレイが目盛りはなく、温度変化があったことのみを測定するものを作りました。1611年にサンクトリウスが目盛りをつけた温度計を作り、フランスの医者レイがガリレイらの成果を知らずに空気の変わりに液体を液体を指示液として用いた最初の温度計を発明したのが1632年だったと言われています。
ガリレオが作った温度計は現在も「ガリレオ温度計」という名前で、インテリアの雑貨屋さんに並んでいます。ガリレオ温度計は、一見不思議に見える動きをしますが、それは単純な物理的な法則に基づきます。気温の上昇により透明の液体の密度が減少するため、液体に浮かんでいる球体は、自己の重さにより沈みます。反対に温度の低下は、その球体の身体を上昇させます。浮かんでいる一番下の球体がその時点での温度を示しています。
その後温度計は、温度による水銀の体積のように温度の変化により変化する物理的性質はたくさんあるので、温度の範囲、測定環境などによっていろいろな温度計が生まれました。ガラス製温度計・バイメタル温度計・蒸気圧式温度計・熱電対温度計・抵抗温度計・水晶温度計なんていうのがあります。

2004年03月27日

◆今日の一品◆
P製 のこぎり
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「のこぎり」をご紹介します。両方の持ち手を2人の人が持って切る大型ののこぎりですね。
のこぎりにはたくさんの種類があり、おもしろい名前がついていますが、その一部を紹介すると畦挽鋸(あぜびきのこぎり)、大鋸(おがのこぎり)、先丸鋸(さきまるのこぎり)、三方鋸(さんぽうのこぎり)、摺鋸(すりのこぎり)、弦掛鋸(つるかけのこぎり)、胴突鋸(どうづきのこぎり)、ホゾ挽鋸(ほぞびきのこぎり)、根隅鈎(ねずみかがり)、引廻(ひきまわし)、ぶっきかがりなんていうのがあります。
ピッケルタウンのこののこぎりは日本流に言うと弦掛鋸。弦掛鋸は西洋鋸の原始型と思われる「弓型鋸」の亜流です。現在の日本では、金切鋸・竹挽鋸・炭切鋸などにその形が受け継がれています。
のこぎりの用語と意味は次のようなものがあります。
「.刃渡り」・・・のこぎりの先刃から元刃までの距離を言います。一般的に切る材料の3倍くらいの刃渡りがあれば、スムーズに切れるます。
「.ピッチ」・・・のこぎりの目と目の間隔を言います。ピッチが大きくなれば粗く、小さければ細かくなります。目が細かくなるほど、精密な切断ができ、綺麗な切り口になります。
「.刃の幅」・・・刃先から背までの距離を言います。刃幅が広いほど、真直ぐに切断しやすくなります。また、生木の剪定のように込み入った場所で使用する場合は、刃幅の狭いものが使い勝手が良いといわれています。
「柄(グリップ)」・・・柄は主に直柄とピストル柄の2種類があります。直柄は、主に大工用として使われ、真直ぐに切断しやすい形状になっています。ピストル柄は、直柄よりも力が伝わりやすい形状になっていて、作業のしづらい場所(態勢)での切断に向いています。(ソーガイドを使用する場合は、ピストル柄の方が持ちやすくて良いでしょう。)

2004年03月26日

◆今日の一品◆
P製 鹿の角飾り
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「鹿の角飾り」をご紹介します。
ハンティングトロフィーとも呼ばれ、大物捕獲の記念として作ります。鹿のトロフィーで最も一般的なのが剥製、次がスケルトンと言われる頭骸骨の丸更です。
スケルトンには骸骨丸更と、鼻面までを全ての上60%を残しカットしたタイプがありますが共にヨーロッパではスケルトンが主流です。
現代であh、インテリアとして楽しむ要素が強くなって、あえて本物ではなくワイヤーでその形を表したものやフェイクのものも多くなっています。

2004年03月25日

◆今日の一品◆
P製 ダンディーな帽子
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「ダンディーな帽子」をご紹介します。
赤い羽根飾りがついたおしゃれな帽子ですね。壁にかけた状態になるようなアイテムになっています。この帽子の羽根飾りとは関係がないのですが、赤い羽根というと「共同募金」を思い出します。募金すると赤い小さい羽根をくれます。小学校の時は、洋服の胸や帽子の横の部分につけましたよね。
1947(昭和22)年、第1回の共同募金運動が全国的に展開されました。第1回の配分は、児童保護や育児事業などに重点がおかれ、民間の社会福祉施設や同胞援護会などの福祉団体や、生活に困っている人たちの支援に生かされました。
その背景には、戦禍による打撃がありました。戦前6700余あった民間の社会福祉施設は、戦災などで3000余に減少し、施設の運営は、物価の高騰などで苦しんでいたのです。このため、戦前の建物や旧兵舎のバラックなどで間に合わせた施設は、その後どうしても修理や改築が必要になり、共同募金は、これらの施設の整備などの復旧に大きな役割を果たしました。第1回共同募金総額はなんと当時のお金で5億9000万円。労働者の平均賃金が1950円、郵便はがきが50銭、お豆腐が1丁1円、理髪料は10円の時代で、1人あたりの平均寄付額は8円でした。募金総額は、現在の貨幣価値に換算すると、約1200億円~1500億円ほどであると言われています。

2004年03月24日

◆今日の一品◆
R製 テニスラケット
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ロケットタウンから「テニスラケット」をご紹介します。

テニスの始まりは、1番古いもので4000年前のエジプトの第12王朝の墓に革で作ったボールと木製の丸い玉が葬られており、革製の玉は打った跡がついていたそうです。しかしながらテニスの始まりはいちおう12世紀頃フランスの修道院などの回廊で球を手で打ち合うことから始まったと言われています。そのためテニスはJeu de paume (手掌ゲーム)と呼ばれていました。この球技が次第に技とスピードをますにつれ手掌だけでは不十分になり、手袋からその真ん中を固い皮革を張り弾みやすくされました。さらには柄のついた板へと進化していきます。このゲームは13世紀にはイタリアへ広まり、今日のガット(羊の腸)を張ったラケットは14世紀にイタリアで発明されました。だからラケット(Racquet, Racket)の語源はイタリア語のRachettaで、これはラテン語のRachete(手首もしくは足首)からきています。
テニスが日本に紹介されたのは、1878年(明治11年)。文部省が開設した「体育伝習所」に教師として招かれたアメリカのリーランドが、持参したテニス用具を使って指導したのが最初です。当初使用していたラケットは、すべて外国製品でした。
国産ラケットが登場したのは、1920年代半ばです。ちょうどこの頃、それまでのストローク中心だった試合が、ネットプレーを加えた戦術に移行しており、それに伴い、プレーヤーのラケット選択にも変化が現れてきました。国産ラケットは、こうしたプレースタイルに合わせてラケットが進化しようとしていた時代に生まれたのです。

2004年03月23日

◆今日の一品◆
R製 ワイヤレスヘッドフォン
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ロケットタウンの「ワイヤレスヘッドフォン」をご紹介します。

いつでもどこでも音楽を楽しむことができるヘッドホンの歴史は古く、その起源は1890年代にまでさかのぼることができます。当時普及が進んでいた電話線を利用して音楽を家庭に届けるという仕組みのエレクトロフォン(Electrophone)は、初めて音楽を自宅で楽しむということを可能にしました。ただし当時の価格で年額5ポンド(現在の価値で3000ポンド)という高額な利用料金のため、一部の富裕層のためのものでした。

1920年代に入ると、アメリカ・ユタ州の電気技師だったナサニエル・ボールドウィン氏が2台のレシーバーをヘッドバンドに取り付けたものを考案。これが現代のヘッドホンの原型となりました。

1930年代になると、ドイツのオイゲン・バイヤー氏は世界初となるダイナミック型ヘッドホンを発明し、モデル「DT48」を世に送り出します。バイヤー氏が開発に成功したダイナミック型ヘッドホンは、発明から80年近くなる現在でも基本原理はそのまま用いられているというのが驚くべきところです。

1950年代になると、レコードが登場します。街のレコード店や「レコードバー」などにハンドルが付いて片耳で聴くタイプの「スティックフォン」が設置されるようになり、若者がスティックフォンを手に持ち、壁のボタンを押して音楽を楽しむようになります。
そして1958年、アメリカのジョン・コス氏により世界で初めてステレオヘッドホンが開発され、一般人の生活へと浸透していくことになりました。

2004年03月22日

◆今日の一品◆
H製 姿見
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンの「姿見」をご紹介します。
「姿見」は、フレームミラーともいいますね。全身を映して服装をチェックするのに使う全身鏡です。全身鏡の代表的な形(種類)は主に5つあります。
・「壁掛け」タイプの全身鏡(ウォールミラー)狭い場所でも設置できる、壁に付けられる(貼り付ける)仕様

・「スタンド型」タイプの全身鏡(スタンドミラー)インテリア性が高い脚付きで、ドア立てかけずに自立する

・「ドア掛け」タイプ全身鏡(ドア掛けミラー)ドアに掛けられるフックが付いたもの

・「立てかけ式」タイプの全身鏡 壁に直接立てかける

・「収納棚付き」タイプの全身鏡 DVDや本、アクセサリーなどを収納できる

全身鏡は全身を映すための鏡です。できるだけ広い範囲が映るものがいいですよね。だからといって、身長と同じサイズのものを選ぶ必要はありません。目安としては、使う人の身長の半分以上あるものだと全身を映すことができます。横幅は肩幅50cm程度の人ならば、30センチ以上あれば映すことができます。

2004年03月21日

◆今日の一品◆
H製 ぐるぐるメガネ
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンから「ぐるぐるメガネ」をご紹介します。ドリフターズでも活躍していた「いかりや長介」さんの訃報を聞き、すごく残念に思っています。役者さんとして、いい味を出していらっしゃったので、もうあの温かみのある人柄を活かした演技が見られないと思うと、悲しいですね。すっかり役者さんの顔が板についた長さんですが、もともとは人気コメディアングループ「ドリフターズ」のリーダーです。
元祖のメンバーはいかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、荒井注(敬称略)の5人でしたが、途中、荒井注が抜けて、志村けんが入りました。それぞれ、いろいろなギャグを持っていますが、「加トちゃん」こと、加藤茶を代表するキャラクターにもなっているのが、腹巻きにステテコ、ぐるぐるメガネに髪の毛一本のハゲづら、という親父キャラ。
加トちゃんがこの親父キャラのいでたちで、「へぇ~ッ、クシュン」とくしゃみをするだけで、日本中のちびっこは虜でした。

2004年03月20日

◆今日の一品◆
H製 青い風船
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンから「青い風船」をご紹介します。風船って、もらうとなんか幸せな気分になりませんか? 大人になっちゃうとあまりもらう機会はありませんが、子どもがいるとよくもらいますよね。子どもはもちろんですが、親もウキウキしちゃうから不思議です。
風船自体は、形こそ違え何世紀も前から親しまれてきました。古くは動物の腸や膀胱を膨らましたとも記録もありますが、現在のゴム風船のイメージとはほど遠いもの。やはり天然ゴムが市場に出回るまで、その誕生を待たなければなりませんでした。
日本では1857年、大阪でイギリス人が膨らまして売ったという記事があります。
明治の終わり頃には国産化されたようですが、その頃のゴム風船は自分で息を吹き込んで膨らませる柔らかいものではなかったようです。これは原料である天然ゴムの処理方法(製法)が異なっていたのが原因。現在のゴム風船は、水分を多く含んだ状態(ラテックス)で使用されています。
今、私たちが手にしている柔らかい風船が誕生したのは、約60年ほど前。アメリカの科学者が、ラテックスを原料にゴム管を試作している時、気まぐれにボール紙を猫の形に切り抜いてラテックスにつけ込んでみました。それが乾いた時できあがったのが、ちゃんと耳のついた「キャットバルーン」。これをたくさん作って、
ボストンの愛国記念日に売ったという話が残っています。 日本でも同じ頃に作られはじめていますが、大戦をはさんでいるためにラテックス使用のゴム風船の正確な出生記録は残っていません。

2004年03月19日

◆今日の一品◆
H製 ロケット
今日は全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ほのぼのタウンから「ロケット」をご紹介します。ブリキのおもちゃのようですね。
横浜・山手、外人墓地のすぐそばにある「ブリキのおもちゃ博物館」は、1890年代から1960年代に作られた日本製玩具のうち、約3000点を常設展示しています。おもちゃ収集家として有名な北原照久氏の、個人コレクション約1万6000点のうちの一部です。中に入ると、思ったよりも狭い博物館の中にはショーケースにぎっしりと詰め込まれた、ブリキおもちゃの世界が広がっています。
ブリキのおもちゃは日本人の加工技術の粋を集めた玩具。占領下日本の貴重な輸出品になりました。その精密な動作、そして美しい色合いはいまだにファンが多い玩具です。
日本におけるブリキのおもちゃの歴史は、明治には入ってから始まりました。その後大正時代にかけて、世界でそれまで主流だったドイツ製に代わって日本製のブリキ玩具が注目されるようになり、昭和に入って1930年代には質、量とも世界第一のおもちゃ生産国になりました。戦前の玩具輸出最高額は1937年に記録した4200万円です。
大戦がはじまり、ブリキ玩具は製造できなくなり後退しましたが、戦後、進駐軍の持ち込んだ缶詰の空き缶を再利用して製造することから復興を果たしました。占領下の日本(Occupied Japan)製と刻印されたおもちゃが世界に輸出されました。

2004年03月18日

◆今日の一品◆
P製 机
今日はピッケルタウンから「机」が新アイテムで配布されました。
今は卒業シーズン、そして来月は入学シーズン。新しく机を買ってもらった人もいらっしゃるのではないでしょうか?
学習机って、そうそう買い換えるものじゃないし、適齢の子どもがいないと、まず見に行ったりしないですよね。コマーシャルも入学進学シーズン前にしかやらないしね。このコラムを書こうと思って、いろいろ見てみましたが、各社だいたいデザインは似たり寄ったりですね。天然木だけを使用したもの、高さ調節機能つきで一生使えるもの、シックハウス症候群にならないように、接着剤を使用していないものや、マイナスイオン発生装置付きなんていうものもありました。 お値段はスーパー量販店での販売クラスのものは4万~7万程度。デパートでの取り扱いはこの上。
外国製の机もいろいろ出ていますが、サイズが国内産のものよりもひとまわりくらい大きいので、お部屋の広さと相談しないと難しい場合があります。
セールストークの1つに、「一生使えますから、多少お値段が高くても、結局割安です・・・。」っていうのがありますよね。確かに良いものは触ったときの質感が違います。長く使うことを考えて年数で値段を割ってみると、確かにそれほど高くない気もします。ただし、机自体は「一生モノ」かもしれませんが、あなたやお子さんが「一生飽きない」という保障はありません。あんまりデザインに懲りすぎると飽きるのも早いと思われますので、そのへんも十分ご検討くださいね。

2004年03月17日

◆今日の一品◆
H製 電車のおもちゃ
今日はピッケルタウンから「縦角材(短)」が新アイテムで配布されましたが、ご紹介するのはほのぼのタウンの「電車のおもちゃ」です。ほのぼのタウンには電車関係のおもちゃがこの他に「機関車」と「新幹線」が出ています。この電車のおもちゃ、原寸サイズだと真っ黒でよく見えないため、機関車の客車だと勘違いしている方が多いのですが、まったくの別ものです。
電車には、小さい頃から車とは違ったかっこよさや憧れがあります。大きいターミナル駅などであんまり見かけない列車を見つけると、ワクワクしちゃいます。
日本には、ブルーリボン賞(Blue Ribbon Prize)っていうのと、 ローレル賞(Laurel Prize)という電車に与えられる特別な賞があります。
ブルーリボン賞は第二次大戦により荒廃した鉄道がようやく立ち直り、明るさを取り戻した1957年(昭和32年)、小田急電鉄に画期的な特急電車3000系(SE車)が登場しました。この時の鉄道ファンの喜びを何らかの形で表したいものと、1958年(昭和33年)に鉄道友の会が創設した賞がブルーリボン賞です。翌1959年(昭和34年)から、前年に新製された車両の中から会員の投票により選ばれた車両を最優秀車両に選定し、授与しています。
一方のローレル賞は後からできました。ブルーリボン賞は会員の投票によるため、華やかな特急車両が受賞しやすく、通勤用車両はその栄誉に浴することが難しい状態でした。そこで,11961年(昭和36年)に通勤用車両に限定し、会員の投票により決定するローレル賞が制定され、第1回は阪急2000系が受賞しました。
1970年代に入ると、デラックス特急車両が通勤特急としても使われるようになり、通勤用車両の定義が曖昧になってきました。このため1974年からは通勤用車両に限定せず、制作意図・技術・デザインなどの優れた特徴ある優秀車両を選考委員が選考し、授与する制度に変更し、新しいローレル賞として今日に至っています。

2004年03月16日

◆今日の一品◆
H製 ちびっこポスター
今日はピッケルタウンから「縦角材(長)」が新アイテムで配布されましたが、ご紹介するのはほのぼのタウンの「ちびっこポスター」です。ほのぼのタウンではこのポスターの他に2種類別バージョンでちびっこポスターが出ていますね。
「ちびっこ」とは児童をさして言う言葉ですが、小学校3年生くらいまでを言うようです。
「ちびっこ」というと、「チキンラーメン」です。今、チキンラーメンのキャラクターは「ぴよこちゃん」ですが、その前は「ちびっこ」というキャラクターでした。
チキンラーメンはインスタントラーメンの元祖。日清食品創業者・安藤百福が発明しました。戦後の焼け跡の屋台に、一杯のラーメンを求めて長い行列を作る人々の姿が脳裏から離れず、「もっと手軽にラーメンを食べられないものだろうか」と思い、それが、家でおいしく手軽に食べられるインスタントラーメンの開発につながったのだそうです。当初は85g入りで1袋35円で発売、すぐに30円に値下げ。「魔法のラーメン」と呼ばれていました。昭和40年には、キャラクター「ちびっこ」がうまれ、「ひよこちゃん」が平成3年に登場するまで活躍しました。

2004年03月15日

◆今日の一品◆
P製 つり橋
今日はピッケルタウンから「つり橋」が新アイテムで配布されました。暖かくなってきましたから、お花見も兼ねての山歩きもステキですね。
さて、心理学には「つり橋効果」というのがあります。
私たちは普通、悲しい(内的原因)から泣く(結果)と考えます。また、ある人を嫌い(内的原因) だから避ける(結果)と考えます。しかし、時には内的原因がハッキリしない場合もあります。 そのような時私たちは、自分の行動や外部の情報を手がかりに、自分自身を理解することがあります。このように自分の感情を把握することを自己知覚といいますが、自己知覚についてのおもしろい実験を紹介しましょう。異性の実験者と被験者で実験します。まず、一方のグループでは被験者がつり橋を渡る前に、そしてもう一方のグループはつり橋を渡っている途中で、実験者の女性(この場合は魅力的な女性)が「調査結果を知りたければお電話ください」 と言って電話番号を渡すと・・・。つり橋を渡る前に渡されたグループのうちで、電話をかけてきた人は37%、つり橋を渡ってる途中で渡されたグループのうちで、電話をかけてきた人は65%という結果 になりました。なぜ後のグループの方が電話をかけてきた人が多かったかと言うと、「つり橋を渡る興奮」によって起きるドキドキを、自己知覚によって「女性が魅力的なため」にドキドキしていると考えてしまったからなのです。
身近なところにつり橋がある人は少ないと思いますが、ダイスキな人をドキドキさせるには、 ジェットコースターなんかが有効かも。(笑)。

2004年03月14日

◆今日の一品◆
全タウン配布 満開の桜
今日はピッケルタウンから「赤い実のなっている木」が新しく配布されましたが、ご紹介するのは全タウン共通で配布になっているお花見アイテムの「満開の桜」です。去年もお花見アイテムで満開の桜がきましたが、去年とは違う桜の木になっていますね。
日本各地で、桜の開花予想が出てお花見を心待ちにしていらっしゃる方も多いと思います。今年の東京は3月に入ってから気温が高く、日本で1番最初に桜が開花しそうですね。
東京=江戸の桜の名所はいろいろありますが、上野公園や飛鳥山の桜は江戸時代に植えられたものです。
3代将軍家光が上野に寛永寺を建てて吉野の桜を移植し、隅田川河畔にも桜を植えました。また、8代将軍吉宗が飛鳥山を桜の名所にしたことも有名です。花見はますます庶民に広がりました。

2004年03月13日

◆今日の一品◆
D製 たんぽぽ
今日もドルフィンタウンから新アイテムの配布がありました。「たんぽぽ」です。
たぶん、みなさんが道端でよく見かけるたんぽぽは「西洋タンポポ」です。在来種(日本産のたんぽぽ)は萼片が反り返っていないので区別は容易です。たんぽぽの綿毛って、小さい頃、これが耳にはいると中耳炎になるよと言われませんでしたか? これが耳に入ったことが原因で中耳炎になることはないそうです。(笑) たんぽぽの葉や根は食べられます。天ぷらにしたり、お浸しにしたり。ちょっと苦みがあるところがいいのだと言われますが、私はあまり食べたいと思いません。根はコーヒーの代用になるそうです。根を干して、フライパンで炒り、コーヒーミルにかければよいとのことですが、こちらはまだ試したことがありません。
在来種のたんぽぽのうち、平地に生育する黄色の花の在来種は、最近では1種類として扱われることが多くなりましたが、地方によって少しずつ形が変形しています。図鑑には、関西以西にカンサイタンポポ、東海地方にトウカイタンポポ、関東地方にカントウタンポポ、中部地方以北にシナノタンポポなどが分布していると書いてあります。新潟大学によると、これらの平地生2倍体種(染色体を16本もっているたんぽぽ)は1種類で、カンサイとカントウが亜種、シナノやトウカイがカントウの変種とするのが適当だそうです。また、北地や山地にはエゾタンポポという3倍体種が分布しているそうです。

2004年03月12日

◆今日の一品◆
D製 卒業証書
今日もドルフィンタウンから新アイテムの配布がありました。「卒業証書」です。今日あたり卒業式だった人も多かったのではないでしょうか? 街で袴姿のお嬢さんたちをたくさんみました。
さて、「卒業」というと、例の学歴詐称疑惑事件のアノ人の騒動は、結局処分がうやむやなままになっちゃいましたね。その後発覚した大物議員の秘書給与流用事件の方が大きすぎて、みんなもアノ人のこと、忘れちゃってるかも。(笑)
しっかし、絵に描いたようなストーリーでしたね。だって、大学卒業してると言い張って、アメリカまで確認しに行ったあげく、「調べてみたら卒業してなかった」「大学の名前、間違っちゃったかも・・・」「あっ、講義だけ受けて、卒業していなかったかも。」ですよ!? あり得ませんって。(笑) みなさんの中には、彼の相当のおっちょこちょいぶりを笑ったり、あるいは積み重ねた嘘で身動きが取れなくなった姿を見て哀れんだりした人も、多いかと思います。しかし、本当にアノ人のことを笑えるのでしょうか? つまり、アノ人のように改めて調査していない以上、もしかすると、私たちにだって「本当は、卒業していなかった」という可能性が、残されているのではないでしょうか?
卒業証書は、もらいましたか? 今すぐに取り出して、自分の目でそれが本当に卒業証書であるか、そしてその卒業証書が有効なものであるのかどうか、確認できますか? さぁ、今度のお休みにチェックしましょう。

2004年03月11日

◆今日の一品◆
D製 虹
今日もドルフィンタウンから新アイテムの配布がありました。「虹」です。虹は英語だとレインボーですよね。虹というと、空にできる七色の虹を想像するのですが、レインボーと聞くと、「レインボーマン」を思い出してしまうのは、私だけですよね。(笑)
主人公ヤマトタケシは、印を結び「アノクタラサンミャクサンボダイ…」と唱えることによって、レインボーマンに変身します。昭和47年(1972年)10月より放送が開始された「レインボーマン」は、特撮ドラマでお決まりの一話完結ではなく、ストーリー重視の異色作でした。東洋的思想の大胆な導入、リアルさと奇想天外さが融合した世界観はこどものためのヒーローものとは違ったクールなドラマでした。
強さを得るためにインドに渡った青年ヤマトタケシは、奇蹟の聖者ダイバ・ダッタに弟子入りし、修行のなかで人類愛に目覚め、七つの精霊の化身であるレインボーマンとなります。レインボーマン=ヤマトタケシは、己の使命と私生活との間に苦悩しながらも、七化身の超能力を駆使して、日本を狙う巨大な悪と戦うというのがストーリーです。
悪の秘密結社「死ね死ね団」っていうネーミングもインパクトがありますが、1度「死ね死ね団の歌」を聴いたら、あなたもレインボーマンのとりこになるでしょう。(笑)

2004年03月10日

◆今日の一品◆
D製 バラの花束
今日は久々にドルフィンタウンから新アイテムの配布がありました。「バラの花束」です。
女性だったら花束をもらうのって、とてもうれしいと思います。もちろん、花束をくださる相手が男性に限らずです。(笑)
さすがに男性から、こんな真っ赤なバラの花束をもらったら、照れますよね。男性の立場からだと、どうなんでしょう。私の知り合いの多くは花屋さんに行くだけで恥ずかしいと言います。まぁ、こんな花束を何気なく持って、街を歩けるような人は大物ですね。
バラの花の魅力は、その美しい花もそうですが、なによりも人をひきつけるその香りだと思います。バラは世界中の人に愛され、フレグランスもたくさん出ていますよね。ただ、フレグランス用のバラと、私たちが普段目にしているバラとは別物であるって、ご存知ですか?
香料の原料になるバラは、ロサ・ダマセナ種とロサ・センティフォリア種ですが、実はこれらのバラは日本では一般には栽培されていないので、お目にかかれることは滅多にありません。香料バラの香りは甘く華やかで、少々重い感じですが、現代バラは甘さのなかにもさわやかさをもっています。私たちは、実際には見たこともないバラの香りを「バラらしい香り」と信じ込んでいたのです。

2004年03月09日

◆今日の一品◆
H製 てんとうむし(赤)
今日はほのぼのタウンから新アイテムの配布がありました。「てんとうむし」です。七星てんとうむしなのですが、既存のアイテムに白いてんとうむしがあるので、わかりやすくするため、こちらを「てんとうむし(赤)」と呼ぶことにします。
てんとうむしは、コウチュウ目テントウムシ科の甲虫の総称です。「店頭虫」と書く場合もあります。
種類としてはナミテントウムシ ・ ナナホシテントウムシなどで、半球形、小形で赤や黒の斑点があります。カメノコテントウムシ ・ ベタリアテントウムシなどのてんとうむしは成虫も幼虫もアブラムシ ・ カイガラムシなどを捕食するので、人間にとっては、役に立つ虫ですね。
3月になると、「啓蟄(けいちつ)」という言葉を聞かれることと思います。啓蟄とは、春分、夏至、秋分、冬至などを含む二十四節気の1つで、(3月6日前後ですが、今年は3月5日でした。)地中で冬ごもりしていた虫が地上に姿を現す日とされています。そろそろてんとうむしなども目に触れる季節ですね。

2004年03月08日

◆今日の一品◆
H製 椿
今日もピッケルタウンから新アイテムの「角材(長い方)」の配布がありましたが、ご紹介はほのぼのタウンの8の字チョコです。旧クリスマスアイテムにも8の字チョコがありますが、ほのぼのタウンから通常アイテムで出ている方が小さいサイズになっています。
8の字チョコはマーブルチョコが銀板の上に並んだもので、マーブルチョコはチョコをカラフルな糖衣でくるんだものですね。マーブルチョコとしては筒に入った明治製菓のマーブルチョコが有名ですよね。(おまけのシールも入っています。)
8の字チョコはどちらかというと駄菓子の仲間です。ドーナツ状のものや、8の字(メガネのように円盤が2つ繋がっているもの)がありました。8の字チョコは両端に穴を開け輪ゴムを通して耳にかけ、「○○仮面だ~~!」っていいながら遊びましたよね。
今年、富士山麓のアミューズメントパーク・富士急ハイランドがバレンタインイベント「Q極?!のバレンタイン」で、「マーブルチョコdeギネス世界記録に挑戦」っていうのをやっていました。内容は、割り箸で20個のマーブルチョコをいかに早く食べられるかを競うものです。各日の優勝者と準優勝者には、「奨励金」ならぬ「奨励マーブルチョコ」(明治マーブルチョコ1ダース分)が進呈され。今日2月29日が決勝戦です。

2004年03月07日

◆今日の一品◆
H製 屋根瓦
今日は久しぶりにほのぼのタウンから新アイテムの配布がありました。「屋根瓦」です。
日本の瓦の歴史は西暦538年、百済の聖明王より欽明天皇へ伝えられた仏教、この渡来より50年たった西暦588年に同じ百済の国から伝えられたと言われています。
当時は桶巻大型瓦を作ったと言われ、蘇我馬子が飛鳥に法興寺を造営しますがこの頃から屋根瓦を葺く風習が始まります。屋根瓦は初め、寺院のみに葺かれ、宮殿に用いにれるようになったのは、都条製を採用した藤原京が始まりのようです。
この後、西暦729年(天平元年)諸国に国分寺を創建する命が下り屋根瓦の製造そして施工が全国各地に広まりました。
最近では、地震等の影響で重い瓦はやめて、他の材料での葺き替えを提案する企業も増えていますが、瓦は耐震工法等でしっかり施工すれば十分地震にも対応できます。それどころか、屋根替を考えるとき、瓦屋根の場合は建物の構造が瓦屋根用に作られていることが多いため、極端に軽い材料で屋根替しますと建物のバランスが悪くなると言われています。

2004年03月06日

◆今日の一品◆
R製 機械23号
今日はロケットタウンから新アイテムの「機械」の配布がありました。なんの機械なのかわかりませんので、「機械23号」と呼ばせてもらいます。ロケットタウンには、ユニークな機械やロボットがたくさんありますね。
イタリアの有名な絵本に「le macchine di munari(ムナーリの機械)」というのがあります。世界を代表するアーティスト。ムナーリは造形作家、彫刻科、インダストリアル・デザイナーやグラフィック・デザイナー、映像作家、詩人、美術評論家、美術教育家と、彼の超人的な活動は実に様々な分野に及んでいます。常に造形の本質を見据え、生き物や自然に眼差しを向け、見て触れる側の気持ちを大切にする形態もムナーリ作品の大きな特徴のひとつ。様式にとらわれない、その型破りな造形観が、世界各国の子供とも非常に相性かよく、絵本を含め 60冊以上の本が各国に翻訳されています。
「友人を笑わせる為」に作られたこの本にはページの隅々に「あそび」「笑い」があふれています。その機械たちをご紹介すると・・・

●ナンセンスな12の機械たち●
目覚まし時計をおとなしくさせる機械
蝶の羽ばたきを利用した扇風機
疲れた亀のためにトカゲを使ったモーター
造花をにおわせる機械
食いしん坊の蚊をくやしがらせる機械
ゆで卵をつくるときの自動時間計測器
留守中でも笛を鳴らすための機械
朝焼けを早く見るための装置
怠けものの犬の尾をふらせる機械
シャンパンを瓶の下から取り出す装置
乾燥卵の自動振りかけ機
雨を利用してシャックリを音楽的にする機械
汽車が出るときにハンカチを振らせる機械

ね? とっても楽しそうでしょ?

2004年03月05日

◆今日の一品◆
R製 金色壁紙
今日はロケットタウンから新アイテムの「金色の壁紙」の配布がありました。先日、「金色の床」が配布になりましたので、2つを組み合わせると黄金のまばゆいお部屋も作れますね。黄金の茶室を作ってみるとかね。(笑)
「黄金の茶室」といえば、豊臣秀吉ですよね。彼の築いた大坂城は、総面積100万坪を超えていました。天守閣の瓦や壁に惜しげもなく金箔をほどこした黄金の城でした。城内には「黄金の茶室」があり、天井、壁、柱、敷居まで、すべて金。釜、茶杓、茶碗なども黄金で造られていたといいます。金の茶室が文献にはじめて登場するのは天正13年のこと。関白殿(豊臣秀吉)が造らせたもので、小御所において正親町天皇に茶を献じた後、北野大茶の湯、名護屋城などさまざまな所でお披露目がされました。現在は、多くの文献をもとに復元されたものが、MOA美術館(熱海市)に収められています。
金箔は、金、銀、銅の合金でできています。標準品の寸法は109~130mm、厚みは1万分の1mm~1万分の2mmです。標準色とされているのが「四号色」という色で三号色、二号色と番号が若くなるに連れ赤くなり、もっとも赤味が強いものが五毛色(ごもうしょく)と呼ばれるものです。反対に青味が強くなるのは、仲色(なかいろ)、三歩色(さんぶいろ)、水色(みずいろ)という名前になります。すごく薄いので金箔を使った作業の時は空調はとめ、余計な風がこないようにビニールシートで囲み、さらに息をとめつつ、作業します。

2004年03月04日

◆今日の一品◆
R製 輝く光
今日はロケットタウンから新アイテムの「輝く光」の配布がありました。
このアイテムをみて、とってもRPGっぽいアイテムだわぁ~っと思ったのですが、RPGの世界では、「光の魔法」とか「ワープ場所」とか、はたまた「掘るといいものが出てきそうな場所」っぽいアイテムですね。
宗教の世界では、「神が光」なんていう表現がよく出てきますが、私は人間の生きる源のエネルギー(パワー)が光だと考えています。目には見えないけれど、一人一人、光を放ちながら生活しているんではないかと思います。昔のように、夜になると「闇」につつまれていた時は、その光もぼんやり見えていたのかもしれませんね。
東京は天の川はもちろん、ほとんどの星が見えにくくなっています。これは、いろいろな無駄な人工的な光が、空に放出されているためです。まさに昼も夜もない状態です。人間はもちろん、他の動植物にとって、悪影響があるのは当然ですよね。生きるものにとって、光も闇も体のリズムのために必要なものなんですよね。

2004年03月03日

◆今日の一品◆
R製 虹色の壁紙
今日はロケットタウンから新アイテムの「虹色の壁紙」の配布がありました。
お部屋一面をこの壁紙で覆ってしまうと目がチカチカしますので、ほどほどに。(笑)
さて、虹はみなさんご存知のように、外側から、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫(菫)の7色とするのが日本では一般的ですね。「日本では」と書いたのは、他の国では虹は6色というところも、5色というところもあり、「虹は七色」という日本の常識は必ずしも通用しないからです。
もともと、虹の色は赤から紫まで連続的に変わっているので、見る人により見え方が違っても不思議ではありません。
ついでに、虹には上に述べた色の順番のよく見る虹(主虹という)のほかに、色の順が逆、つまり、一番外側が紫で、一番内側が赤の虹が、主虹から少し離れた外側に大きな弧を描いていることがあります(副虹という)。
このような時には、主虹の内側の紫のさらに内側に、緑・紫・緑・紫・・・と色の繰り返しが見えることもあります(過剰虹という)。
よく見ると虹はその時、その時で様々な表情を見せてくれます。 虹は太陽の光が雨粒により屈折・反射され、プリズムと同様の現象が起こって見えるものです。