2004年05月07日

◆今日の一品◆
H製 オレンジジュース
今日も全アイテム再配布ものだったので、ほのぼのタウンの「オレンジジュース」をご紹介します。
ビン入りのオレンジジュースって、めっきり飲まなくなりましたよね。昔はペットボトルなんてものが存在しなかったので、缶入りかビン入りのどちらかでした。そう、ビン専用の自動販売機なんていうのもありました。販売機の横の栓抜きがついていて、シュポッと自分で栓を抜いて飲むわけです。
日本ではじめてオレンジジュースが作られたのは、昭和24年のこと。発売元は「ニッポンビール(現サッポロビール)」です。そして、このビンを見て、「リボンオレンジ」っぽいと思ったあなたは、かなりツウです。(笑)
リボンオレンジは、ニッポンビールが作った国産のオレンジジュースの商標です。この会社、三ツ矢サイダーができるよりも2年早く(明治42年)、「リボンシトロン」という名前の炭酸清涼飲料水を発売しています。ライムっぽい味のサイダーで、「シトロン」というネーミングもなんだかフレンチで、今聞いてもオシャレじゃないですか? 下町のレストラン、料亭なんかで、長年お子様用ドリンクとして用意されていたのが、リボンシトロン、リボンオレンジでした。ところで最近、ぜんぜん見かけなくなったなと思っていたのですが、東京・恵比寿のガーデンプレイスタワー地下1階の自動販売機で発見しました。
ところで、このリボンシトロンなどにはキャラクターがいます。「リボンちゃん」っていうんですが、同じガーデンプレイス内にある「恵比寿麦酒記念館」で、リボンちゃんグッズが販売されています。