2004年03月17日

◆今日の一品◆
H製 電車のおもちゃ
今日はピッケルタウンから「縦角材(短)」が新アイテムで配布されましたが、ご紹介するのはほのぼのタウンの「電車のおもちゃ」です。ほのぼのタウンには電車関係のおもちゃがこの他に「機関車」と「新幹線」が出ています。この電車のおもちゃ、原寸サイズだと真っ黒でよく見えないため、機関車の客車だと勘違いしている方が多いのですが、まったくの別ものです。
電車には、小さい頃から車とは違ったかっこよさや憧れがあります。大きいターミナル駅などであんまり見かけない列車を見つけると、ワクワクしちゃいます。
日本には、ブルーリボン賞(Blue Ribbon Prize)っていうのと、 ローレル賞(Laurel Prize)という電車に与えられる特別な賞があります。
ブルーリボン賞は第二次大戦により荒廃した鉄道がようやく立ち直り、明るさを取り戻した1957年(昭和32年)、小田急電鉄に画期的な特急電車3000系(SE車)が登場しました。この時の鉄道ファンの喜びを何らかの形で表したいものと、1958年(昭和33年)に鉄道友の会が創設した賞がブルーリボン賞です。翌1959年(昭和34年)から、前年に新製された車両の中から会員の投票により選ばれた車両を最優秀車両に選定し、授与しています。
一方のローレル賞は後からできました。ブルーリボン賞は会員の投票によるため、華やかな特急車両が受賞しやすく、通勤用車両はその栄誉に浴することが難しい状態でした。そこで,11961年(昭和36年)に通勤用車両に限定し、会員の投票により決定するローレル賞が制定され、第1回は阪急2000系が受賞しました。
1970年代に入ると、デラックス特急車両が通勤特急としても使われるようになり、通勤用車両の定義が曖昧になってきました。このため1974年からは通勤用車両に限定せず、制作意図・技術・デザインなどの優れた特徴ある優秀車両を選考委員が選考し、授与する制度に変更し、新しいローレル賞として今日に至っています。