◆今日の一品◆ |
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「のこぎり」をご紹介します。両方の持ち手を2人の人が持って切る大型ののこぎりですね。 のこぎりにはたくさんの種類があり、おもしろい名前がついていますが、その一部を紹介すると畦挽鋸(あぜびきのこぎり)、大鋸(おがのこぎり)、先丸鋸(さきまるのこぎり)、三方鋸(さんぽうのこぎり)、摺鋸(すりのこぎり)、弦掛鋸(つるかけのこぎり)、胴突鋸(どうづきのこぎり)、ホゾ挽鋸(ほぞびきのこぎり)、根隅鈎(ねずみかがり)、引廻(ひきまわし)、ぶっきかがりなんていうのがあります。 ピッケルタウンのこののこぎりは日本流に言うと弦掛鋸。弦掛鋸は西洋鋸の原始型と思われる「弓型鋸」の亜流です。現在の日本では、金切鋸・竹挽鋸・炭切鋸などにその形が受け継がれています。 のこぎりの用語と意味は次のようなものがあります。 「.刃渡り」・・・のこぎりの先刃から元刃までの距離を言います。一般的に切る材料の3倍くらいの刃渡りがあれば、スムーズに切れるます。 「.ピッチ」・・・のこぎりの目と目の間隔を言います。ピッチが大きくなれば粗く、小さければ細かくなります。目が細かくなるほど、精密な切断ができ、綺麗な切り口になります。 「.刃の幅」・・・刃先から背までの距離を言います。刃幅が広いほど、真直ぐに切断しやすくなります。また、生木の剪定のように込み入った場所で使用する場合は、刃幅の狭いものが使い勝手が良いといわれています。 「柄(グリップ)」・・・柄は主に直柄とピストル柄の2種類があります。直柄は、主に大工用として使われ、真直ぐに切断しやすい形状になっています。ピストル柄は、直柄よりも力が伝わりやすい形状になっていて、作業のしづらい場所(態勢)での切断に向いています。(ソーガイドを使用する場合は、ピストル柄の方が持ちやすくて良いでしょう。) |