2004年03月07日

◆今日の一品◆
H製 屋根瓦
今日は久しぶりにほのぼのタウンから新アイテムの配布がありました。「屋根瓦」です。
日本の瓦の歴史は西暦538年、百済の聖明王より欽明天皇へ伝えられた仏教、この渡来より50年たった西暦588年に同じ百済の国から伝えられたと言われています。
当時は桶巻大型瓦を作ったと言われ、蘇我馬子が飛鳥に法興寺を造営しますがこの頃から屋根瓦を葺く風習が始まります。屋根瓦は初め、寺院のみに葺かれ、宮殿に用いにれるようになったのは、都条製を採用した藤原京が始まりのようです。
この後、西暦729年(天平元年)諸国に国分寺を創建する命が下り屋根瓦の製造そして施工が全国各地に広まりました。
最近では、地震等の影響で重い瓦はやめて、他の材料での葺き替えを提案する企業も増えていますが、瓦は耐震工法等でしっかり施工すれば十分地震にも対応できます。それどころか、屋根替を考えるとき、瓦屋根の場合は建物の構造が瓦屋根用に作られていることが多いため、極端に軽い材料で屋根替しますと建物のバランスが悪くなると言われています。