2004年05月09日

◆今日の一品◆
H製 秋刀魚
今日も全アイテム再配布でしたね。2回目になりますが、ほのぼのタウンの「サンマ」をご紹介します。
「サンマ=秋刀魚」とは、漢字のとおり秋を代表する魚。スマートで銀色に輝く魚体が刀を連想させます。昨秋は豊漁で安かったですよね。今でこそ安くて美味しい魚の代表ですが、一般的に食べられるようになったのは江戸後期になってからです。サンマの回遊しているのは比較的沖合なので、昔は効率的な漁法が無かったのです。1700年頃に紀州で開発されたサイラ大網による漁法がしばらくして房総に技術移転され、脂ののった旬のサンマが大量に江戸に送られるようになったことから、庶民の味覚として一気に広まりました。
サンマの旬は当然のことながら秋ですが、脂ののったものが食べたかったら10月に買いましょう。「はしり」に惑わされないように。大きいものの方が脂がのっています。脂ののったサンマは口先が黄色がかっています。また、秋以外のサンマは冷凍品です。
冷凍品というと、最近の流行は「骨まで食べられる」っていうやつです。マルハとニチレイが技術を競い合っています。残念ながら、今のところサンマはラインナップされていませんが、そのうち登場するかも。
骨まで食べられるように、調理された冷凍食品になっていて、カルシウムはもちろん十分に摂れますし、生ゴミが出ないっていうのが、ウリだそうです。見かけたらお試しください。