2004年05月19日

◆今日の一品◆
D製 サブ着替え用(応援団服)
今日は久々に新アイテムが登場しましたね。メモリアルボックスを使っている人はすでにご存知のアイテムですが、サブドールたちの着替え用「応援団服」が配布になりました。

今の季節だから応援団と思うのかもしれないですが、よくよく考えてみると、応援団というより受験生なのかも?

一応タウン内では応援団ということになっているので、その線で話を進めます。学ランは学校の制服ですね。最近は詰め襟の学ランよりもブレザータイプの制服が普及していて、大げさに言うと中学生や応援団の人が着ているのくらいしか見かけない気がします。
さて、学校の制服の歴史ですが、明治維新によって近代化の道を歩み始めた日本は、西洋から多くの技術・制度を取りいれようとしていました。同様に、教育制度も西洋を模範として整備されていきました。特に、学校教育は西洋の軍隊教育が模範とされたので、規律を重んじる関係から制服制度が導入されました。
明治初期の学生は、昔ながらの着物に袴という服装でしたが、1879年に学習院が海軍士官の制服を元に紺色の立ち襟の上衣にズボンというスタイルを制服と定めました。これが、男子学生の最初の制服であると言われます。現在まで続いている黒地の詰め襟の制服、いわゆる学ランは、1884年に京都師範学校(現在の京都大学)が考案・採用したのが元祖とされています。以後、詰め襟は、男子学生の標準的な制服として全国に広がって行きました。