2004年03月31日

◆今日の一品◆
P製 黄緑の蝶々
今日も全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンから「黄緑の蝶々」をご紹介します。私が個人的に蝶々がキライなもので、考えたら、蝶々は今まで1度もご紹介していないかもしれませんね。
全世界に蝶の仲間は約18,000~20,000種類いると言われています。種類数が特定できないのは、まだ発見されていない種類がいると思われているのと、学者によってある蝶を1種にしたり2種にしたりするからです。
蝶は昆虫の中で最も研究されている仲間ですが、まだまだ分からないことが多いようです。また、すでに発見されていた種類でも、研究されてから別種であったことが発見されたりします。
このように、種類数が不安定である理由は「種」の定義がどうしてもハッキリしないからです。そもそも自然界には「分類」など無いのですから、仕方がないことかもしれませんが・・・。また、生物は常に進化していると考えると、これから分裂して違う種類になっていくグループや、逆に二つのグループが一つとなって同じ種類になるグループが現在いることとなり、今ある種と指定しても、今後その種でとどまっているとは限らないわけです。
ここでいつも不思議に思っている、「蝶と蛾」の違いについて考えてみましょう。蝶と蛾を区別する事については色々なことが言われています。「蝶は昼間飛んで、蛾は夜に飛ぶ」という分け方や、「止まった時の羽の状態」で見分けるというのの他にも、いろいろありますが、本当は蝶と蛾は区別できないほど似ている仲間なのです。外国では、日本語や英語のように蝶と蛾を別々に呼ばず、一つの言葉で言い表している国もあります(フランス・ドイツ・インドネシア・ネパールなど)。また、英語圏の国では、時々セセリチョウ科の蝶をスキッパーズ(Skippers)として、蝶と蛾から区別することもあります。