2003年12月03日

◆今日の一品◆
P製 木彫りの熊の置物
今日はピッケルタウンからの「木彫りの熊の置物」が新アイテムとして登場しました。
木彫りの熊の置物はほのぼのタウンからも出ているのですが、ピッケルタウンから出た今回のものの方がわかりやすいですね。ほのぼのタウンのものは「黒い塊」状態で、初めて見た人は「?」と思ったんじゃないでしょうか?
木彫りの熊は北海道を代表する郷土玩具で、札幌をはじめ函館・小樽・旭川・網走など、道内のどこの都市や観光地でもお土産品として並んでいるのを見かけます。し全部同じデザインなのかなと思うと、そうではなくてそれぞれの土地により、デザインと彫り方が少しずつ違っています。そのポーズや表情にもほほえましい姿や荒々しいものなどといろいろの形があります。
木彫りの熊の始まりは、大正時代からだそうです。東京で生物学研究所を開いていた、徳川義親(よしちか)が、北海道の(現山越郡の)八雲町で徳川農場を経営していましたが、熊の生態研究のためアイヌの酋長の案内で、よく熊狩りに出かけていました。
大正10年~11年に徳川義親はヨーロッパの農民生活を視察、スイスから木彫りの熊を買って帰りました。そして、彼は八雲の農民達を集めて熊の木彫りをすすめました。
大正13年、徳川農場主催で「第1回農村美術工芸品評会」が八雲小学校で開かれ、このとき酪農家の伊藤政雄が出品した熊彫りが、北海道の熊彫りの第1号といわれています。
毎年、講習会や研究会が開かれ、昭和2年に「北海道奥羽六県連合副業共進会」(秋田県主催)で、この伊藤さんの熊彫りが1位となり、この頃から「北海道の熊彫り」が全国に知られるようになりました。一般に売られるようになったのはそれから2、3年後でした。
昭和の初めには旭川市の近文でも、アイヌの熊狩りの名手と言われた松井梅太郎が熊の彫刻を始め、アイヌ彫りの伝統を生かして次々と新しい熊彫りを創作しました。

2003年12月02日

◆今日の一品◆
P製 フタ付きフライパン
今日はピッケルタウンからフタ付きの「フライパン」が新アイテムとして登場しました。
フライパンの方は流行のノンスティックフライパンのようですね。ティファールのフライパンなどは外部がガラスコーティングされていて、このまま(フタをとった状態で)オーブンに入れられます。
ガラスのフタ付きフライパンの取り扱いで、注意したいのは、フタを少しだけずらして使うこと。これは、フタが加熱むらをおこして危険らしいです。もちろん、急激な温度変化にも弱いです。割れたりすると大変です。十分冷ましてから、洗いましょう。

2003年12月01日

◆今日の一品◆
P製 犬小屋
今日はピッケルタウンからログハウス風の「犬小屋」が新アイテムとして登場しました。
販売されている犬小屋もいろんな種類が出ていますよね。大きいペットショップに行ってみると、まさに住宅展示場状態で犬小屋が並んでいます。ログハウス風のものだけを見ても、天然木仕上げでウッドデッキ付きなんていうのや、カナディアンログハウスタイプ、アメリカンカントリー調など、豪華絢爛。(笑)
日本は空前のペットブームで、ブランド犬のブリーディング方法や流通方法など、問題点がたくさん出てきています。儲かるためなら何でもするモラルのなさは、悪魔の所業に近いですよね。これ以上かわいそうなワンコを増やさないで欲しいと痛切に思っています。飼い主の方も、1度家族として迎え入れた以上は、最後まで見届けてあげて欲しいと思います。

2003年11月30日

◆今日の一品◆
D製 フェンス
今日はドルフィンタウンから「フェンス」が新アイテムとして登場しました。
花壇の仕切りに使われるものですが、最近はこのタイプのフェンスって見かけなくなりましたよね。自然素材を使用した立体花壇が都市の美化・緑化と共に、温暖化防止、道路緑化や防風・防砂・防雪さらに目隠しや遮蔽・防音効果にも有効なため、丸太や杭を使ったものになりつつあります。設置作業は金枠本体を組み立て、そこへマットと丸太などをセットし、土と肥料を入れるユニット式です。
おうちの庭には簡単なジョイントパーツで花壇が作れるものがたくさん出ています。

2003年11月29日

◆今日の一品◆
D製 テント
今日はドルフィンタウンから「テント」が新アイテムとして登場しました。
いわゆるツーリングテントと呼ばれるもので、バイクや自転車のツーリングに持っていく1~2人用のテントです。軽いのが魅力でモンベルという会社から出ている「ムーンライト」というテントにそっくりです。このテントはたたむと40×25センチくらいになってしまい、重さも2.2キロくらいです。小さく見えますが、広げると奥行きは220センチ、間口(開口部)は110センチにもなるので、寝返りさえうたなければ、なんとか2人で寝ることも可能です。

2003年11月28日

◆今日の一品◆
H製 紅葉の落ち葉
今日はほのぼのタウンから「紅葉の落ち葉」が新アイテムとして登場しました。先日配布になった紅葉1枚と組み合わせると、ハラハラと落葉している秋の風景のお部屋を作ることができますね。
紅葉(もみじ)の語源は微妙な違いでいろいろあります。「もみじ」は揉(も)んで染め出す紅色「もみ」が語源になり、動詞「もみづ」は紅葉することをさすことから名前がついたという説と、「紅葉(もみじ)」の語源は、紅花から染料を「揉(も)み」出す様子(紅花を細かく優しく揉むと紅や黄色に変化する)から、「もみ」が「紅」を指すようになり、楓(カエデ)の紅葉もこの紅花から染料を抽出するときの色の変化の様子と類似しているので、「もみずる」が「紅葉(もみ)ずる」さらに名詞化して「もみじ」になったとする説の2つが有力です。
楓(カエデ)の語源は「蛙の手→かえるで」から転じたという説が一般的です。蛙の手みたいに水かきがあって切れこみの少ないのをカエデ。人の手みたいに切れこみのあるのが紅葉(もみじ)という説がありますが、植物分類上では楓(カエデ)と紅葉(もみじ)は区別はしません。植物学的には紅葉(もみじ)もカエデも「カエデ」と言い、どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物です。紅葉(もみじ)という科や属はありません。

2003年11月27日

◆今日の一品◆
H製 福引のガラガラ
今日はほのぼのタウンから「福引のガラガラ」が新アイテムとして登場しました。もうすぐ年末大売出しなんかで商店街に登場しますよね。これの正式名称は「荒井式回転式福引機」というらしいですが、ウェブで検索すると、「荒井式」「新井式」「アライ式」とあって、どれが本当なのかイマイチ定かではありませんが、「あらい式回転式福引機」ということだけは確かなようです。
最近の福引はテレビゲーム風の福引やガシャポン風など、バラエティーが豊富ですよね。商店街のは3000円くらいのお買い物で引けますが、デパートや駅ビルなんかだと、5000~10000円くらいのお買い物をしないと挑戦できなくなってきています。あげくにポケットティッシュ1つじゃね・・・。

2003年11月26日

◆今日の一品◆
H製 紅葉の葉1枚
今日はほのぼのタウンから「もみじの葉1枚」が新アイテムとして登場しました。紅葉(コウヨウ)と紅葉(モミジ)は同じ字を書きますよね。同じ漢字を書きますがそれぞれの意味は違います。
「紅葉(コウヨウ)」と言う場合は秋に野山の木々(落葉樹)が冬に備えて落葉する前に紅や黄色に葉の色が変わること、変わった状態を総称して言います。黄色く色づくのを黄葉(コウヨウ)とも言いまが、一般的には黄葉も含んだものを広い意味での紅葉(コウヨウ)とするのが定説です。
色の違いは科学的に分析すると、葉が赤くなるのは葉の中の緑色のクロロフィルが分解して赤いアントシアンが生成されることでおこり、黄色の方は緑のクロロフィルが分解して黄色のカロチノイドが残るから黄色くなるためです。
「紅葉(モミジ)」と言うのは広い意味の紅葉(コウヨウ)の中でひときわ紅色の目立つ(黄葉ではなく)狭い意味の紅葉の仲間で、カエデの仲間を総称して言います。これは広い意味での紅葉(モミジ)です。
さらに狭い意味でのいわゆる「モミジ」はカエデの中の特定なやつをさします。
カエデの中でも葉の切れこみの深い赤ちゃんの手のようなイロハモミジの仲間は葉が大変美しく好まれ、鑑賞されたところから人の手を広げた形の葉を代表して「モミジ」と呼ばれるようになったそうです。

2003年11月25日

◆今日の一品◆
H製 アイスボックス
今日はほのぼのタウンから「アイスボックス」が新アイテムとして登場しました。別名クーラーボックスですね。
お魚を釣った後入れたり、レジャーの時にジュースやビールを冷たく保冷するためのものですよね。あらかじめ冷凍庫で凍らせた保冷材を入れて使います。
ただ、最近は目的地のすぐ近くにコンビニがあることもあって、釣りの人か、よっぽど気合の入ったキャンプの時くらいしか、アイスボックスを持参することはないようです。
最初にアイスボックスを買うときは「大は小を兼ねる」とばかり、大きなアイスボックスを購入される人がいますが、大きなアイスボックスは、移動の時に相当なスペースを占めるために、あまり好ましくありません。キャンプの時などはテント、テーブル、イス、ストーブ、アイスボックス、タープなどかさばる物ばかりで、せめてアイスボックスを小さくし、荷物の隙間に入れるだけでも楽になります。また、大きなアイスボックスは重く、車からキャンプ場まで運ぶのに苦労します。
手頃なアイスボックスの大きさは、ペットボトルを立たせて入れられる大きさがいいみたいです。また、アイスボックスを複数準備するよりも、折りたたみ可能なカバン型の保冷庫を用意した方が楽です。

2003年11月24日

◆今日の一品◆
R製 ボクシングロボット
今日はロケットタウンから「ボクシングロボット」が新アイテムとして登場しました。
この形状っていうことは顔になっている画面にパンチを入れないとダメってことですよね。かなり難しそうです。(笑)
ボクシングは簡単に言えば、立った状態でのパンチによる攻撃のみに限定された打撃系格闘技です。ボクシングの歴史は古く、紀元前の古代オリンピックではすでに正式種目でした。それは現代のオリンピックほどではないにしろ、整備されたルールの元で行われていたそうです。
ボクシングという言葉の語源は、古代ギリシャ語のPUXOS(箱)にあるというのが通説です。そもそもこのPUXOSという言葉自体が、握りしめた拳を意味するPUGMEに由来しているとも言われています。ラテン語では拳で戦うという意味のPUGILATUSから、競技としてのボクシングを示すPUGILISMという言葉が生まれています。ただ、これを語源とするのはかなり曖昧です。
近代ボクシング誕生は18世紀、イギリスのジェームス・フィッグが1718年のロンドンに「ボクシング・アカデミー」を開設して門弟に教え、彼の弟子ジャック・ブロートンが1743年世界最初のボクシング・ルールを作り、グローブも考案しました。そのため、ジャック・ブロートンが「近代ボクシングの父」と呼ばれています。

2003年11月23日

◆今日の一品◆
P製 たいまつ
今日はピッケルタウンから「たいまつ」が新アイテムとして登場しました。
キャンプにはかかせないアイテムですよね。焚き火の元の火になって、煮炊きや採暖のほかに、そのままでも灯火の役目をします。
RPG好きの私は、たいまつを見ると、ついダンジョンを思い出してしまうのですが、ダンジョンの冒険にたいまつは欠かせません。たいまつさえあれば、暗い洞窟(ダンジョン)の探索も可能になります。ちょっとした敵を追っ払うのにも役立ちます。ただ、照らす範囲は狭いので視界が十分とは言えないのと、冒険の途中で火が消えてしまうこともあります。ともかくお宝アイテムや魔道書の入手を目指すには大切なアイテムです。(笑)

2003年11月22日

◆今日の一品◆
P製 雪
今日はピッケルタウンから「雪」が新アイテムとして登場しました。
イベントアイテムで雪の結晶の形で降っているもの、それから通常アイテムで黒い壁に同じく雪の結晶で降っているものはありましたが、ふわっとした雪は初登場ですね。
実際に降る雪はいろいろ呼び名がついていますが、さらさらとした粉のような積雪は粉雪(こなゆき)と呼ばれていますね。気温が低い時に降り、粉のような細かい雪で雪の大きさは2mm位です。
これよりも細かいのが 細雪(ささめゆき)と呼ばれるもので、はらはらと降る細やかな雪のことです。
今回ピッケルタウンで配布になったのは、綿雪(わたゆき)でしょうか? 春先に降る雪片の大きな雪のことで、まるで綿をちぎったような雪です。大きな雪片は牡丹雪ともいいます。
その他、「雪」にまつわる言葉では、根雪(ねゆき)というのもありますね。根雪は、冬が始まったばかりの雪は日を置かずに溶けますが、やがて溶けきる前に次の雪が降ってきてどんどんつもっていく状態の雪のことです。
吹雪(ふぶき)は、雪の日に風が強いと降ってくる雪が風に乱れ、積もった雪も
吹き上げられ空中を乱れ飛ぶ雪のことです。

2003年11月21日

◆今日の一品◆
P製 蛍光灯ランタン
今日はピッケルタウンから「蛍光灯ランタン」が新アイテムとして登場しました。
最近のアウトドア用品って優れものが多いですが、この蛍光灯ランタンも離れた場所からリモコンでオン・オフができるものもあるんですね。アウトドアに限らず、おうちでも使えそうです。
蛍光灯を使ったランタンのいいところは火の使えないテントの中でも安心して使えること。そして、生活防水になっているものが多いので、ちょっとした雨でも大丈夫なところです。
ランタンとしてのデザインは、このピッケルタウンにそっくりなコールマンのものがかっこういいですが、機能だけでいうと、蛍光ランタンにラジオやカセットなんかが搭載された防災グッズタイプも出回っています。

2003年11月20日

◆今日の一品◆
R製 サブドール用カプセル型宇宙船
今日はロケットタウンから「サブドール用のカプセル型宇宙船」が新アイテムとして登場しました。昨日配布された黒猫ドール用と色違いになっていますね。
過去に有人宇宙飛行を行った国は、旧ソ連(ロシア)とアメリカ、そしてこの秋に中国が成功して日本はちょっと出遅れてしまいました。
日本にも有人宇宙飛行の計画がないわけではありません。2001年の冬に公表されるや、宇宙開発に関心をもつ多くの人に大きなインパクトを与えた「ふじ」構想です。「ふじ」は、現在すでにある技術を使って、特殊な訓練を受けた選ばれた宇宙飛行士だけではなく、一般の人々でも宇宙へ行くことができることを目指したカプセル型宇宙船です。構想から出てきたカプセル型の宇宙船の模型をウェブでも見ることができますが、形はこのサブくんが乗っているような真ん丸い形ではなく、昔のUFOのようというか、富士山型ですね。
翼のある宇宙船を作るよりも、カプセル型の宇宙船の方が作るのがやさしくて、脱出ロケットなどを使うことによって安全性を追求できるためです。

2003年11月19日

◆今日の一品◆
R製 黒猫ドール用カプセル型宇宙船
今日はロケットタウンから「黒猫ドール用のカプセル型宇宙船」が新アイテムとして登場しました。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の幹部はこの夏、トラブルを抱えたスペースシャトルに代わる輸送手段として、新世代のカプセル型宇宙船が用いられる可能性を示唆しました。今年2月に発生したスペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故以降、宇宙飛行士、NASA幹部、議会関係者の間から、アポロ宇宙船のようなカプセル型宇宙船の復活を求める声が上がっているためです。
コロンビア事故調査委員会は、NASAが既存の技術と素材でスペースシャトルに代わる輸送手段を開発することが必要、との点で一致しました。NASAは1990年代半ばから、巨額の費用を投じて有翼型宇宙船の開発を進めていますが、成功には至っていません。
NASAの宇宙輸送責任者のジョン・ロガキ氏によると「カプセルの飛行経験は豊富だ。カプセル派の人間なら、これまでに蓄積した経験から、カプセル型宇宙船の方が早く開発できるというだろう」と話しました。
カプセル型とスペースシャトルの双方で飛行経験を持つジョン・ヤング飛行士と、NASA有人飛行計画責任者のマイケル・コステルニック氏は、カプセル型が地球周回軌道だけでなく、月などへの飛行など多用途への利用が可能だとする研究を発表、優位性を印象付たのが記憶に新しいところです。

2003年11月18日

◆今日の一品◆
D製 パラグライダー
今日はロケットタウンから「オブジェ」、そしてドルフィンタウンからは「パラグライダー」が新アイテムとして登場しました。「パラグライダー」を紹介します。
パラグライダーの歴史は以外と新しく1970年後半、フランスの登山家が下山の道具として、スカイダイビング用のパラシュートを使用し山の斜面から離陸したことが始まりと言われています。1985年頃にはヨーロッパ各地にメーカーやスクールが誕生し、機材の改良や素材の開発か進み現在の形になりました。パラグライダーは比較的新しい空の遊びです。
地上の乗り物と違い、空を飛んでいるのですからそれなりのリスクはあります。スカイスポーツの中では比較的に安全と考えられているパラグライダーですが油断は禁物。そのためにも必ずスクールに入って正しい知識と技術を学ばなければいけません。パラグライダーにとって、ライダーの体重は重りです。軽すぎると飛行が不安定になってしまいますから最低でも30~35キロ位は必要です。機材は体重に合った数サイズが用意されているので心配ありません。また細かいサイズの機体が設定されているので、性別や体格による技術の差も最小限です。パラグライダーの愛好者は、老若男女さまざまで、長く楽しめるスポーツだと言えると思います。かくゆう私もパラグライダー歴は20年です。

2003年11月17日

◆今日の一品◆
R製 花柄ラグ
今日もロケットタウンから新アイテム、「花柄ラグ」が配布になりました。間が透けているのがかわいいですね。
昔手編みで花柄のパーツをたくさん作って、ベストにしたり、バッグにしたものが流行りました。カラフルでキッチュですごーくかわいかったです。このラグはそのパーツを床に並べたように見えます。

2003年11月16日

◆今日の一品◆
R製 星
今日はロケットタウンから久々の新アイテム、「星」が配布になりました。人気がでそうなアイテムですね。
赤い星と言えば、火星・アンタレス・ペテルギクス、黄色い星と言えば太陽・カペラ・木星(茶色?)、青い星と言えばリゲル・シリウス・天王星、などが思い浮かびますが、このうち火星・木星・天王星など惑星と言われる星と、そのほかの星(恒星)とは色の付く理由が違います。
星の色の違いを天文学では「スペクトル型」の違いと言っています。実はスペクトル型(星の色)は,その星がどのくらいの温度か,ということをあらわしているとき習いましたがそれは恒星の場合について言えることです。
惑星や衛星といった天体は、自ら光を発しているわけではなく、他の天体(太陽)の光を反射して光っています。たとえば火星は表面に酸化した鉄(つまりさび)が含まれるため赤い光を反射し赤く見え、木星は表面のメタンが黄色い光を反射するため黄色く見えます。金星のように光をほとんど反射する場合は、反射元の光の色、つまり太陽の光の色、費色に見えます。地球を外から見たときに青く見えるのも同じ理屈で、地球が青い光を多く反射するような表面を持っている(大気と海)から青く見える訳なのです。一方自ら光を発する星、恒星の場合はどうでしょうか。恒星はほとんどが水素とヘリウム、この2つの物質でできています。物質(気体状になっている場合)はその物質特有の色で光る性質がありますが、恒星の場合は先ほど述べたようにほとんどが水素とヘリウムでできていますから、恒星の色の違いをその恒星の組成(含まれる物質の違い)から説明することはできません。
恒星の色の違いを説明するには、その星の温度を知ることが必要です。先ほど物質はその物質特有の色で光ると説明しましたが、圧力が高くなった場合、原子・イオン・電子が大きな作用をおよぼしあい、広い波長にわたって光を吸収・放出するようになります。そのような状態になると、放射エネルギーの分布は温度だけで決まる連続スペクトル(切れ目ない色の分布)となります。連続スペクトルということは長い波長の光から、短い波長の光まですべて含むことになりますから、星の色は色が混ざった状態「白」く見えることになります。ただ、温度が低い星は放射エネルギーが低いとともにやや長波長側に偏った光を発するため「赤」く、温度が高くなるにつれ放射エネルギーが強くなるとともに放射する光が短波長側にずれて行くために、だんだんと「青」っぽく見えるようになって行きます。

2003年11月15日

◆今日の一品◆
D製 パグ
今日はドルフィンタウンからワンワン系の新アイテム、「パグ」が配布になりました。
歴史は定かではないのですが、原産地は中国でチベット寺院に古くから飼われていたようです。祖先は、諸説ありますが、中国原産のペキニーズをはじめ、マスティフの血も入っていると言われている小型犬です。相当幅と厚みのある胸と発達した筋肉を持っていて、大きな頭部にまん丸な目、口吻は潰れていて受け口になっています。黒い耳は垂れ、尾は背中に巻いています。被毛は、短く柔らかな毛が密生しているのがパグの外観の特徴です。

2003年11月14日

◆今日の一品◆
D製 バスケットボールのゴール
今日はドルフィンタウンから新アイテム、「バスケットボールのゴール」が配布になりました。
みなさん、よくご存知のバスケットボールとは、5人対5人で1つのボールを使い、敵チームのゴールにボールを入れて得点を競うスポーツです。古くは日本語で「籠球」と書いた時代もありました。
正式なコートがなくても、ボールとゴールさえあれば、狭いスペースでもプレーできるのがバスケットボールの楽しいところですよね。俗にストリートバスケットと呼ばれるように、6人の人が集まり、基本的にはバスケットボールのルールを適用して行いますが、公式に定められたものはなく、仲間うちのレベルや取り決めでルールを決めて楽しまれています。

2003年11月13日

◆今日の一品◆
D製 寝袋(シェラフ)
今日はドルフィンタウンから新アイテム、「寝袋(シェラフ)」が配布になりました。
私はアウトドア派じゃないので、所有していないのですが、寝袋には大きく分けて2種類のタイプがあるようです。1つは四角い形をしていてるタイプで「封筒型」といいます。現在のオートキャンプで主流となっていて、ゆったりしていて寝返りも打て、布団感覚で使用できます。もう1つが今回配布になった「マミー型」と呼ばれるもの。「ミイラ」の意味の「マミー」です。登山家が多く愛用しているタイプで封筒型に比べて保温能力に富み、封筒型に比べて驚くほど小さく収納できるのが特徴のようです。
ほとんどのものがフリーシーズンもの(1年を通して使用できる)になっていますが、標高が500メートル以上のキャンプ場になると、寒く感じる事がありますので、着るものや寝袋を2重にするなど対策が必要です。また10度を下回る場合は、マミー型シュラフの方がいいようですね。
もし、必要になったとき、どっちを買ったらいいかと言うと持ち運びが便利なのはマミー型ですが、マミー型だと完璧に1人用になってします。ファミリーでのキャンプだったら、ダブルサイズにできるWジッパーの連結可能タイプの封筒型がいいかもしれませんね。

2003年11月12日

◆今日の一品◆
D製 フリークライミングの壁
今日はドルフィンタウンから新アイテム、「おしゃれな壁」が配布になりました。
ボウリングの歴史はとっても古く、紀元前5200年前のエジプトにはすでにあったリフォームブームで、テレビで毎日のように手軽にできるリフォーム術をやっていますよね。
私も好きでDTYショップやホームセンターを覗くのですが、材料と見ているうちに、だんだんと自分でできる気がしてきちゃうから、オメデタイ性格ですよね。(笑)
昔から「工具フェチ」と呼ばれている私は、そんじょそこらの大工さんよりも工具を持っているかもしれません。一般に言うノコギリも木用・コンクリート用・金属用(それも鉄やアルミなど種類別)など各種取り揃えて持っています。電動工具もノコギリ・ドライバー・チェーンソー・グラインダー・サンダー、極めつけは溶接機まで所有しちゃってます。まさに工具オタクですね。(笑)
そんな私が、おうちで1番気合を入れて作ったのがキッチンとトイレです。キッチンの壁は耐熱煉瓦を貼り、トイレの床はテラコッタタイルを貼りました。棚も1つずつ自分でつけました。ペンキはペンキ屋さんの作業場を借りて、自分の好きな色を作らせてもらって、買ってきました。
業者に頼むリフォームは楽ですが、ダメでもともと。自分でやってみるとものすごーく楽しいですよ。

2003年11月11日

◆今日の一品◆
D製 ボウリング
今日はドルフィンタウンから新アイテム、「ボウリング」が配布になりましたが、このボウリングのピンの数、ヘンじゃないですか? 15本もピンがあるんですけど・・・。ボウリングのピンって10本ですよね。
ボウリングの歴史はとっても古く、紀元前5200年前のエジプトにはすでにあったとされています。中世ドイツでは、ピンを悪魔と見立てて、信者の信仰心を試す宗教的儀式として用いられていました。13世紀にはイギリスで芝生のボウリングが行われていましたが、あまりのブームによって武道が疎かになるとのことから禁止された時代がありました。15世紀には今まで屋外で行われたボウリングがロンドンにおいて室内で行われるようになり、現在、私たちがイメージするボーリング場が完成しました。
日本では、1861年6月22日に長崎でオランダがボウリング場を作ったのが最初とされています。当時長崎で発行された英字新聞の広告紙面に、社交サロン店主ヘンリー・ギブソンが新装開店を告知した広告をを6/22付で掲載した記録が残っています。いわば長崎の出島は「日本におけるボウリング発祥の地」というわけです。そのボウリング場は外国人居留地に開設され、場内にはプレーの合間に軽飲食もできるスナックバー風の設備も整っていて、外国人達の社交とレクリェーションの場となっていたようです。
現在ボウリング業界において毎年6月22日は「ボウリングの日」とされ、キャンペーンが行われます。

2003年11月10日

◆今日の一品◆
H製 運動会玉入れのカゴ
今日はほのぼのタウンから新アイテム、「玉入れのカゴ」が配布になりました。運動会シリーズの仲間ですね。
玉入れのカゴって、いくらぐらいすると思いますか? ちょっとウェブで調べたら3万円くらいするんですね。紅白の2つを買うと6万円ですね。で、玉は別売りしていないんですよ。そう言えば、運動会の前に1人2つずつとか言って、おうちで作ってくるように指令が出ていたのを思い出しました。
紅白の玉、作るおうちによって、中身が違うんですよね。「あずき」や「大豆」などの豆関係が多かったと思いますが、パンパンに中身を詰めてくるおうちや、もうちょっと入れてよって言いたくなるくらいにショボい内容量のおうち。(笑)
適度に掴みやすく、投げやすい量の玉の製作って、わりと職人芸だったりします。

2003年11月09日

◆今日の一品◆
H製 街灯
今日はほのぼのタウンから新アイテム、「街灯」が配布になりました。あんまりムードのないデザインで、この無骨さがいかにもほのぼのタウンっぽいアイテムです。
最近は街全体の雰囲気作りの一環として、おしゃれな街灯、テーマ性のある街灯の設置をしているところがありますよね。かの東京ディズニーランドで使われている街灯のデザインの種類は200種を超えるらしいです。
実用ということになると、今、新しい街に設置が進められているハイブリッド街灯と呼ばれているもの。これは小型風力発電と太陽電池の発電を利用したクリーンエネルギーによる独立型電源街灯です。電気代がかからないのがウリですが、かっこいいデザインのものはまだ少ないようです。

2003年11月08日

◆今日の一品◆
R製 ★の壁
今日はロケットタウンから新アイテム、「★がいっぱいの壁」が配布になりました。★と★の間が透明なので、向こう側は透けて見えるデザインです。
星の形って、魅力ありますよね。「完璧」なデザインの1つに近いと思います。コンバースのシンボルマークやいろいろな国旗の中のデザインに使われたり、通貨や宝石貴金属など、あらゆるものに使われています。シンプルで飽きの来ないデザインですものね。
星といえば、もうすぐクリスマス。クリスマスの飾りつけにも星は大切なわき役です。

2003年11月07日

◆今日の一品◆
H製 懐中電灯
今日はほのぼのタウンから新アイテム、「懐中電灯」が配布になりました。ほのぼのタウンには既存のアイテムでも青い懐中電灯があるのですが、今度のタイプはそれよりも少し歴史が新しそうなデザインです。
みなさんのおうちにも懐中電灯、ありますか?
私が長年愛用しているのは、MAG-LITE(マグライト)というやつで、アメリカ軍やFBI、警察、警備会社などから圧倒的な支持を得ている高機能懐中電灯です。セブンやXファイルなどの数々の映画の中にも幾度と登場し、誰もが一度はその姿を目撃しているはずです。
マグライトはアメリカ・カリフォルニア州のMag Instrument社製の懐中電灯で1983年からの歴史を誇ります。本体の素材は防錆のアナダイズ処理を施した陽極酸化処理アルミ合金で、エアークラフトアルミ(ジェット機用アルミ)とも呼ばれています。ハロゲンランプを生かす高性能なリフレクター(反射鏡)は、コンピュータによってデザインされていて、最も大きなマグライトでは1km先まで照らすことができるといいます。マグライトは耐衝撃性に優れ、堅牢さには定評があります。この頑丈さを利用して、護身用の警棒としても利用が可能なんですね。こんなので殴られたくないですが・・・。(笑) 機能性、耐久性、防錆性、信頼性、破壊力、…どれをとっても最高!唯一の欠点は完全防水ではないことです。(生活防水はクリアしているので水中でなければ大丈夫だけどね。)
しかし、今は発光ダイオードのライトが人気。アメリカレイオバック社のLEDライト製品シリーズ「スポーツマン」は、1組の電池で100~200時間もつ、長もち懐中電灯です。LEDというのは金属製のフィラメントを高温に熱する方法ではなく、半導体に電流を流すことによって光を出すものですが、LEDの価格は従来の白熱電球と十分な競争力を持つほどにまで下がっているので、一般の家庭でも気軽使えるようになりました。さらにLEDは白熱電球のフィラメントに比べて落下や衝撃に対する耐性が強いので、LED電球は装備にこだわる自転車愛好家やキャンプ愛好家の間ではすでに人気となっています。

2003年11月06日

◆今日の一品◆
H製 運動会の順位の旗
今日はほのぼのタウンから新アイテム、「運動会の順位の旗」が配布になりました。
配布がちょっと遅かったですね。リアルの世界では運動会のシーズンも、そろそろ終わり。文化祭のシーズンも盛りを過ぎてしまいました。
最近の運動会は、学校によっては順位をつけないとか、初めから順位がつくような競技をしないとか、妙な配慮がされているようです。
その理由が、「負けた人が、かわいそう」「いじめの対象になるから」などなど、人権的な理由らしいですが、なんか間違っていると思いませんか?
こどものころ、運動会って楽しいものじゃなかったですか? あなたを含め、まわりに「かわいそうな子」っていましたか?
確かに万年ビリ専門の子もいたし、運動会の時だけヒーロー(ヒロイン)になる子もいたましたが、楽しい思い出になっていませんか?
しいて言わせてもらえば、やりたくないヘンなダンスをさせられたとか、出たくない種目に出なくてはいけなかったところが不本意でした。
この日本の運動会には、大きな間違いが2つあると思うんです。1つは全員参加の原則のために、その種目(競技)に興味のない人も強制的に参加させられるってことです。嫌々やることに、勝手に順位をつけられて、「スゴイね!早かったね!」とか「がんばったのに残念だったね。」とか言われるのは、はっきり言って苦痛です。
もう1つは、「負け」が「かわいそう」っていう発想そのものです。走るのが好きな子が、走りたくて走るのなら、1位がとれなくてもいいんじゃないでしょうか? そして、優勝できなかったことが悔しくて泣いてしまっても、それは「かわいそう」ではないですよ。
この2つの間違いのために、日本の運動会は、「かわいそう」っていう理由から順位をつけなくなったりしています。そして、それは日本の社会構造、そのものですよね。

2003年11月05日

◆今日の一品◆
P製 サブのお着替え コートとマフラー
今日もピッケルタウンから人気が出そうな新アイテム、「サブくんたちのお着替え コートとマフラー」が配布になりました。
秋冬のおしゃれの中心はやはりコートですよね。マキシコートが流行った60年代、トレンチコートが流行った70年代、Pコートが流行った80年代、90年代はファーをあしらったロングコートが流行りました。
最近はファッションも分散化されているので、ひと昔前のように、だれもが同じような格好をするなんて現象はないですよね。
今年のテイストはまさに60~90年代までなんでもありって感じです。ただ、ラインは全体的にスリムなようです。
秋冬は重ね着ができておしゃれさんは腕の見せ所。そしておしゃれに不精な人も、とりあえず1番上に着るジャケット・コートさえなんとかすれば越冬できますね。(笑)

2003年11月04日

◆今日の一品◆
P製 石油ストーブ
今日もピッケルタウンから新アイテム、「石油ストーブ」が配布になりました。
日本初のストーブが作られたのは、江戸末期の北海道でした。蝦夷地と呼ばれた北海道は極寒の地。本土から渡った人々は冬の寒さに耐えられず、「水腫病」と言われる奇病にかかり死ぬ者も少なくなかったとか。そこで安政3年(1856年)、箱館奉行は2人の役人を港に碇泊中のイギリス船に訪ねさせ、クワヒル(kachel・オランダ語、石炭ストーブの意)の実物をスケッチさせて、これを箱館の鋳物職人と瓦師に製作させました。ちなみに、この頃はストーブ(stove・英語)と呼ばずクワヒルと呼んだそうです。
出来上がったクワヒルは、床の上に台石を置き、その上に直径50cm強・厚さ1cmの台を据え付けて、高さ40cm・直径50cm弱・厚さ0.5cmの胴をのせ、椀形の蓋をかぶせたもの。これに、土管を繋ぎ合わせた長さ2m弱の煙突が付いていました。3月にスケッチし、8月にはこのクワヒルの使用上の通達が出ているので、かなり急いで作らせたようです。極寒対策は急務だったんですね。
明治になると、輸入もののストーブが一般にも普及し始めます。俗称を「ヘヤヌクメ(部屋温め)」とも言いました。もっとも、英語のストーブも元は「暖められた部屋」という意味ですから、案外、的を射た命名と言えるでしょう。
明治9年(1876年)、東京日日新聞に国産ストーブ第一号の宣伝記事が掲載されています。この頃からわが国のストーブ作りの歴史が、本格的にスタートしたんですね。当時の鋳物型石炭ストーブはダルマ、ズンドウなどと呼ばれ、給炭するときに粉塵が舞い上がるなどの欠点がありました。大正8年(1919年)に貯炭式のドイツ製・ユンケルストーブが発売されると、わが国でもそれに習って開発が進み、多くの貯炭式ストーブが生まれました。クリーンで放熱効果の高いこの型の出現が、ストーブの一般住宅への普及を進めたのです。
石油ストーブも明治時代から使われ、国内でも生産されましたが、当時はまだまだ贅沢品。第2次世界大戦後に石油統制が撤廃されると、わが国でも火力の強い石油ストーブが注目されるようになりました。着火が容易で燃料の価格も安い石油ストーブはその後、急速に普及し、現在ではストーブの王座に着いています。