2003年04月06日

◆今日の一品◆
R製 ビニールソファー(グリーン)
今日の新アイテムはロケットタウンのビニールっぽい素材でできているソファーです。同じようなビニールのイスはピンクででていますが、長イスタイプは初登場ですね。できれば、前に出たピンクのイスと同じデザインで長イスだったらよかったのにと思った人も多いはず。(笑)
私はこういうキッチュなインテリアって、すごーく好きですね。チープっぽさがたまらない。(笑) 60年代、70年代のインテリアが十分に拝める映画というと「電撃フリントGO!GO!作戦」と「オースチン・パワーズ デラックス」ですね。両方とも映画の冒頭の部分で、住んでいる豪華なおうちにが出てくるんですが、インテリアがすごい! コメディー部分は笑えるかどうかは責任はもてませんが、インテリアは必見です。

2003年04月05日

◆今日の一品◆
D製 サブ着替え用フレッシュマンスーツ
今日の新アイテムはドルフィンタウンからサブくんのお着替え用スーツがきました。季節柄「フレッシュマンスーツ」っていうやつですかね?
このフレッシュマンスーツは別名リクルートスーツとも呼ばれています。会社訪問や面接の時に、なんとなく紺を着ていると無難なんじゃないかということで、紺色のスーツが定番になっていますが、会社に通い始めて一週間くらいでこのダサイ紺のスーツというのに嫌気が差して、着なくなってしまいます。その分、入社何年目かの社員が、若いふりをして(ひじがテカテカに光りかけた)紺のスーツを着ていたりします。

2003年04月04日

◆今日の一品◆
P製 レンガ壁
今日の新アイテムはピッケルタウンのレンガ壁です。これは人気がでそうですね。
レンガには普通の赤レンガの他に、ヤキスギ(焼き過ぎ)塩焼きと呼ばれるもの、また黒い色をした赤レンガもあります。道路舗装で使われるようなカラーレンガは、分類で言えば、別なものです(焼成品ではない)ヤキスギの色合いはいぶしたような黒っぽいのが特徴で、塩焼きは、表面が光沢がかかります。昔ながらの土管の色を思い出してください。実はあれも塩焼きの技法なのです。また、これ以外に、昨今流行なのがアンティークレンガですが、これは、大別して、解体現場から出されたものを再生した、本当のレンガ、見せ掛けで、実は工場で作っているアンティーク「風」なレンガ、海外から輸入されるレンガと3つに分類されます。強度とか、製品の特性等、質問がたまに当社にまいりますが輸入レンガは、仕入先も世界各国で、船単位で次々やってきますので、正直、把握出来ません。日本国内と同じ事情で、やはり工場で作っているものが多いようです。レンガにはJIS規格のほかに物質的特性の基準として、水分の吸収率や、耐圧強度という項目があり、その仕様に応じて1種・2種・3種と区分がされています。「並品」などという正札がついている物は、まず、こうした基準を満たしていない可能性があります。ひどい例になりますと、ひび割れているものが平気で混ざって売られている例を以前見かけた事もあります。

2003年04月03日

◆今日の一品◆
全タウン配布 I LOVE ロケットタウンTシャツ
今日の新アイテムはドルフィンタウンから黄色いルームランプが出ました。ピッケルタウンにシルバーのタイプがあるのですが、それの色違いのようです。
今日ご紹介するのはペロ市長がエイプリルフールのお詫びにタウンの住人全員に配布した「アイ ラブ ロケットタウン」のTシャツです。
パッと見て、「アイ ラブ ニューヨーク」のTシャツのパクりだと機がついたと思います。(笑) このデザイン自体は1970年代後半に流行したものですが、現在はTシャツの定番デザインとして、各地の観光地に存在します。
ニューヨークものはテロ事件の後、復興を願う人たちの間で、また注目を浴びています。このTシャツのデザイン、シンプルで飽きのこないデザインですよね。

2003年04月02日

◆今日の一品◆
H製 教室の床
今日の新アイテムはフローリングです。ほのぼのタウンの畳の部屋タイプのお部屋の畳部分がちょうど隠れる大きさになっています。
日本でフローリングの製造が工業的に始まったのは、大正2年(1913年)北海道から輸出するナラのインチ材(寸法をインチフィート単位で挽いた製材で、主としてヨーロッパに輸出)の端材処理のためとされています。その後、広葉樹材の乾燥、加工技術の進歩、発達につれて需要が開拓され、建築需要の伸長と共にフローリングの生産は盛んになってきました。
フローリングといえば、普通木の床の事をいいますよね。床は、我々日本人にとっては、非常に大事な建物の一部なのです。なぜなら、家の中で靴を脱ぐ習慣のある日本人は、床に接している時間が非常に多いのです。床に直接横になるなんて、外国ではあまり聞かないですよね。
そういうことから日本では、見た目の美しさのほかにも、防音能力が高い床、暖かい床、さらにホルムアルデヒドにもしっかりした対策をとっているものが選ばれています。

2003年04月01日

◆今日の一品◆
R製 柱
今日の新アイテムはロケットタウンの柱です。なんだかウインナーソーセージのようですね。(笑)
ということで、今日は柱にまつわるお話をしましょう。
「天の御柱」とは、イザナギとイザナミが、立てた太い柱で、その柱をお互いに逆の方向から回って、国や神を生み出した柱のことです。古代人は、神聖な柱(高天原と地上をつなぐ柱)を立て、そこに神々が降りてくることを期待していたらしいという説があり、それは現代にもつながり、家を新築する際に、「大黒柱」と称する柱を立てて、その柱に守護神を呼び込む儀式を行っています。また、長野県の諏訪大社の「御柱際」は、柱を建て替えて神を招く儀式で古代信仰を伝えています。
話は飛びますが、霊能者(巫女)が、神の姿を、光り輝く柱のようだと、表現しています。 

今日のタウンでは、ちょっとした騒動がありました。以前、ピッケルタウンのアイテムとして配布されたロフトがドルフィンタウンから配布されたのです。

こちらでアイテムの番号を調べてみたところ、たしかにドルフィンタウンのアイテムの番号でした。よって今回の配布で配布タウンの修正がされたということのようです。

P製 ロフト

2003年03月31日

◆今日の一品◆
R製 カラオケセット
今日の新アイテムはピッケルタウンの一本丸太の縦バージョンの他、季節モノとしてお花見用のアイテムが各タウンから出ました。今日、ご紹介するのはロケットタウンで配布されたカラオケセットです。
1970年代に登場したカラオケは今や世界どこにいっても「KARAOKE(カラオケ)」で通じる言葉にもなっています。現在、カラオケは通信カラオケが主流ですが、30年前までは、8トラック(エイトトラック)というテープに伴奏を録音したものに合わせて、歌本(うたぼん)と呼ばれていた歌詞カードをみながら歌うものでした。カラオケの機械がある場所もおじさんやおばさんが行くようなスナックにしかなくて、家庭でカラオケがあるというおうちはほとんどありませんでした。
画像を見ながら歌えるようになったのは1980年代のなかば、その名も「映像カラオケ」(LD、CD、VHD)というのが発売されてからです。といっても、画面に背景画像や歌詞のテロップが流れ、モニター画面を見て歌えるようになっただけですが、当時はスゴイことでした。この時、もう一つ画期的だったのは「オートチェンジャー」がついたことです。現在、だれもが普通に扱っているリモコンのことですね。カラオケボックスが出現したのはそれから間もなくのことです。
ケータイでカラオケする時代にまでなりました。この先、カラオケはどのように進化していくのでしょうね。

2003年03月30日

◆今日の一品◆
D製 うんてい
今日の新アイテムはうんてい、専門用語で言うと「ブレキレーション梯子」です。
1955年にグレン・ドーマン博士により設立された米国フィラデルフィアの人間能力開発研究所(The Institutes for the Achievement of Human Potential)で、1960年代、未開の奥地から近代的な大都市まで100ヵ国以上の子供たちの脳の発達について研究し、以後、研究所が開発してきた概念や方法をご両親に指導することにより、脳障害児の回復に成果をあげています。現在では、脳障害児だけでなく、すべての子供の知性面、身体面、社会面の能力を最大限に発揮させ、優秀なレベルにまで引き上げることを目的に〈穏やかな革命〉として活動していますが、このドーマン法の運動プログラムで開発されたのが、「うんてい(ブレキエーション梯子)」です。
ドーマン博士によると、このうんていによる運動は次の3つに効果があるそうです。
・腕を伸ばしてぶら下がることにより、背骨をまっすぐにし、胸を広げます。これは胸郭と肺の成長を促し、より成熟した呼吸機能をもたらします。そしてより多くの酸素が脳に供給されることになります。
・ブレキエーションの横棒をつかみながら進む時、目は毎回つかむ横棒に焦点を合わせます。これは、奥行きの認識力や目と手の協調を高め、手先の作業をする時の集中力を高めることになります。
・ブレキエーションの横棒を手のひらでつかみながら進むことは、手のひらへの触角の刺激となり、より器用に手が使えるようになります。

2003年03月29日

◆今日の一品◆
H製 リヤカー
今日の新アイテムはリヤカーです。
この「リヤカー」って何語だと思いますか? 「リヤカーのはじめて」は、大正時代にさかのぼります。大正10年(1921年)前後に日本に渡来した側車付きバイクをサイドカーという名前で呼んで いました。それらが、街中を走るのを見るに付け改良に長けていた日本人は、 それをパイプで作成し自転車に取り付けられるようにしました。 さらにそれを、横(サイド)より後(リヤー)の方がたくさん積めるだろうと考え、 それまで主流だった大八車の機能も加えてRear Carを考案し、リヤカーと命名しました。という訳で、所謂和製英語でなんですね。

2003年03月28日

◆今日の一品◆
P製 透明階段
今日の新アイテムは透明な階段です。もしかしたら氷の階段なのかもしれませんね。私の経営する熊猫屋の会員さんが、お部屋自慢でロケットタウンの透明ボックスを使って階段を作ってくれたことがありますが、この階段はまさにそれ。パクられたのかもしれません。(笑)
透明階段って、(前出の会員さんのテーマもそうでしたが)天国に続く階段を想像させます。
「天国への階段」というと、今から30年以上も前にレッド・ツェッペリンという伝説のロックバンドの代表曲もそういう題名でした。演奏時間8分というとても長い局ですが、イントロを聴いただけで、その世界に吸い寄せられてしまいます。

2003年03月27日

◆今日の一品◆
P製 ピンクのお花
今日の新アイテムはピンクの春らしいお花です。日本の高原の春のピンクの花というとミヤマキリシマに代表されるツツジの仲間なのですが、このお花はガーベラのような、ラナンキュラスのような・・・。先日の牧場の壁紙に咲かせてあげると似合いそうですね。
卒業や入学、退職、新築、引っ越しなどで春はお花をもらう機会が多い季節でもあります。生のお花の香りや美しさって、本当にすがすがしくステキです。毎日の生活でも、ちょっとしたお花を飾る余裕のある暮らしがしたいですよね。

2003年03月26日

◆今日の一品◆
P製 菜の花畑の見える窓
今日の新アイテムはそよ風にカーテンが揺れる、菜の花畑を見渡す窓です。
菜の花は別名「油菜」(あぶらな)とも呼ばれる油菜(あぶらな)科の植物で、開花時期は、2月頃~4月頃です。 種子の40%が油分でできているため、昔から菜種油(なたねあぶら)から 灯火、食用油、潤滑油などに使われ、搾りかすは肥料に使われてきました。花や茎はおひたしや和え物(あえもの)として食べたり、蜜(みつ)を作る原料として、養蜂業者の人たちは九州などの暖地から花期に従ってしだいに北上してその花蜜を集めるらしいです。

2003年03月25日

◆今日の一品◆
P製 牧場の壁紙
今日の新アイテムはピッケルタウンの牧場、もしくは草原の壁紙でした。すがすがしい風景で見ているだけで、リフレッシュしますね。
渡した地がよく知っている牧場は観光地になっているところが多く、ソーセージ作りや地ビール作り体験、牛の乳しぼりやチーズ作りをして、帰りにジンギスカンを食べるというコースのものが多いですが、かわいい!と言いながら、牛や羊と遊んだ後に食べて帰るというのが、腑に落ちないのですが・・・。(笑)
さて、この牧場の草は、種をまいて育てていると知っていましたか? なにもj草が自然に生えてくるわけではないのです。国の減反政策や狂牛病問題による輸入飼料の危険性から、ここ何年かで、国産の牧草生産が見直されています。日本の飼料自給率を高めるためだけでなく、牛たちの安全のためにもいいことだと思います。
水田を活用した麦作りや大豆の「本作化」が進められていますが、転作には転作奨励金が出ていて、その「転作作物」に「飼料作物(牧草)」も入っています。あなたの周りには使われていない水田や農地はありませんか? 当たりのあるあなたはすごくラッキーです。だって、あなたはすぐに「牧場」を開くことが出来るからです。さぁ、明日からさっそく牧場を作りましょう。

2003年03月24日

◆今日の一品◆
P製 白黒ワンワン
今日の新アイテムはピッケルタウンの白黒ワンワンです。ちょっと私にはなんの種類なのかわからないのですが、とってもかわいいちょっと漫画っぽいワンワンです。
みなさんのおうちには犬をペットにしているおうちもあるでしょうね。うちは残念ながら飼っていないのですが、獣医の友達がいて、とても興味深い話を聞きました。動物病院の「犬のさわり方」は、犬を驚ろかさないことを第一とし、犬の脇腹をさすることで、犬が落ち着いて治療を受けるようになるそうです。「幼稚園児も脇腹をさすることで落ち着く」と、教育の専門家の説もあり、興味深い内容でした。犬の好きなものは、「ボール」「食べ物」「人の手」の3種類。家庭で犬をしつける時は、犬の好きなものを「ごほうび」として使うことが大切で、犬の種類や個体差によって何が一番好きなのかを見分けることがしつけのカギだそうです。獣医師も飼い主も犬とつきあう上で大切なことは、「犬は人とは違う動物であり、感覚も人と異なるので、犬の感覚で犬を理解すること」と説明してくれました。

2003年03月23日

◆今日の一品◆
H製 忍者の巻物
今日は新アイテムがお休みだったので、既存のアイテムからご紹介します。「忍者の巻物」ですね。
日本には伊賀、甲賀、戸隠、真田、根来、腑魔、柳生などの忍者の流派があり、忍者たちは主に戦国時代に今でいうスパイとして活躍しました。火薬の扱い、薬学、天文学、数学も駆使した忍者は、肉体的・精神的・頭脳的にも選び抜かれたプロ、そう007も真っ青のスパイだったわけですね。
今も忍者の里として、ちょっと妖しげな展示物とともに、忍者の活躍を伝え、保存いているところがたくさんあります。そのひとつ、滋賀県甲賀町隠岐の「甲賀の里・忍術村」(柚木俊一郎村長)で、「謎の巻物と忍者文字展」が始まり、難解な“忍者の巻物”が初公開されています。巻物は三年前に静岡県の旧家から寄贈されましたが、今も解読ができず、読めた人には賞金が出ます。

2003年03月22日

◆今日の一品◆
H製 たたんだ布団
今日は新アイテムがお休みだったので、既存のアイテムからご紹介します。ほのぼのタウンには3種類の布団がありますが、その中の1つ、きちんとたたまれた青い布団。けっこうおしゃれです。
日本における布団の歴史は古く、江戸時代の浮世絵の中でも、掛布団、敷布団、枕、座布団と現在と同じ形状、形態の寝具を見つけることができます。これは、部屋の中では靴を脱ぐ生活習慣が日本において定着していたためと考えられます。
ヨーロッパ諸国では、靴を履いたまま部屋で生活をするなかで、ベッドや椅子が生まれました。
このような生活文化のなかで、日本の布団は世界に先駆けて作られ、工夫され、そして使われてきました。布団(ふとん)は、英語でも「FUTON」なのです。

2003年03月21日

◆今日の一品◆
H製 赤い風船
今日は新アイテムがお休みだったので、既存のアイテムからご紹介します。「赤い風船」といえば、大手旅行会社、日本旅行の国内パッケージツアーのブランド名ですね。
一時期人気が低迷した国内旅行も、不況とテロ・戦争の影響で、近年需要を伸ばしています。
必要なものだけチョイスする目的地のホテ ルとか交通機関、現地発のパッケージ等の旅のパーツ中心、少ないお金で何回も行きたい格安とか激安という文字が踊るパッケージツアーと、裕福な中高年層をターゲットにした豪華旅行と、中途半端な商品が少なくなってきています。
旅行業法では、第 一種、第二種、第三種、代理店業、の様に分類しますが実際に旅行商品を買いに いくのに知っていてもあまり役に立つとは思えません。それぞれ大手、中堅、小規模と別れますが、一般的には旅行会社、格安航空券屋、エアオン系旅行会社に分類されます。

2003年03月20日

◆今日の一品◆
D製 卒業記念写真
今日の新アイテムは卒業写真のスナップ(と言っても、ポスターくらいの大きさ)です。卒業写真の定番といえば、やはりアルバム形式になっているものですよね。こういうポスターになっているところが外国っぽい雰囲気のドルフィンタウンらしさというものでしょうか?
さて、もう時期的には過ぎてしまいましたが、春は卒業のシーズンでもありますよね。毎年、「卒業」をテーマにした曲のアンケートなどを各歌番組で街角の人にすると、必ず出てくるのが、荒井由実(ユーミン)の「卒業写真」です。
しかし、卒業の歌ではないんですよね、あの歌は・・・。歌詞を聞くとよくわかると思いますが、「悲しいことがあると、開く皮の表紙。卒業写真のあのひとは、やさしい目をしてる・・・・」と、悲しいことがあってふと開いた卒業アルバムの中に昔好きだった人が載ってて過去を述懐してる歌なんですね。だから、卒業の歌ではありません。

2003年03月19日

◆今日の一品◆
D製 DJ用レコードプレーヤー
今日の新アイテムはDJ用のレコードプレーヤー。その道の人は「ターンテーブル」と呼びます。DJのお仕事もさまざま、クラブのDJやラジオのパーソナリティーもDJですね。このDJというお仕事、傍から見ていると華やかそうですが、とにかく体力精神力を使うお仕事です。クラブDJのほとんどがレコードは自前。曲の繋ぎもアレンジも自分で考えます。人気がでないと即クビ。ラジオのDJも台本なんてものはほとんどないので、自分で考えてしゃべります。
この不況で、音楽業界も寒い風が吹き荒れています。今日もmusicjob.netで職を探すDJがたくさんいます。

2003年03月18日

◆今日の一品◆
D製 螺旋階段
今日の新アイテムは螺旋階段です。
日本で階段は、「きざはし」=「階」と呼ばれていた時代がありました。「きざはしのだん」、はしごだん「きざはし」とも言い、…略して「はし」とも言われています。
紀元前3000年頃の古代メソポタミヤから、高い基壇の上に建つ神殿が造られ、そして、基壇を何段も重ねたジッグラッドが建造されています。
ルネッサンス期以降になると、視覚効果を求めて、都市、公園、建築において階段が重要な役割を果たすようになってきます。ローマのスペイン広場やカンピドリオ丘の階段、ブロア城館の大階段、そして、シャンポール城館の中央ニ重階段、フランス・ロアール地方の城に見られる螺旋階段、フィレンツェにあるミケランジェロ設計のロレンツォ図書館控え室の階段が挙げられます。また、サン・ピエトロ大聖堂の正面脇からバチカン宮殿に通じるスカラ・レジア(ベルニーニ設計)は、登るにしたがって幅が狭くなり、実際以上に長く感じさせ、光の効果も手伝って荘重なムードを高めています。その他、ベルサイユ宮殿の階段(マンサール設計)、ブルックザール宮階段室(ノイマン設計)などがあります。
19世紀に入って、パリ・オペラ座の大階段(ガルニエ設計)が出来、近代においては、ドイツ・ケルンの博覧会用モデル工場事務所(1914年)の両サイドに設置されているガラス張り螺旋階段(グロピウス設計)が、歴史に残る建築美を示した好例と言えます。

2003年03月17日

◆今日の一品◆
D製 地球儀
今日の新アイテムはドルフィンタウンの地球儀です。こどもの頃、持っていたのですが、今はいったいどこになるのか不明です。
世界最古の地球儀は、ギリシア時代の紀元前160年ころクラテスによって作られたと伝えられています。けれど当時知られていた地域は、全世界の4分の1にも満たなかったため、残りの地域には3つの大陸を想像で描いてしまいました。その後アルキメデスやヒッパルコスも地球儀を愛用していたとされていますが、現存していません。アルキメデスが作ったものは、ガラス製の天球儀の中に地球儀を組み込んだ精巧なものだったといわれています。
地球球体説を否定した中世には、もちろん地球儀は作られていませんでしたが、イスラムでは地球儀も天球儀も作られていました。15世紀になってルネサンスがおとづれると、球体説が復活して地球儀も作られるようになりました。ドイツのニュルンベルクは地球儀製作の盛んな町でした。直径10センチに満たない携帯用から、直径が4メートルもあって、中に入ると天球儀になっている巨大なものまで作られていました。いずれも手間のかかるものですからたいへん高価で、実用品ではなく工芸品として扱われていました。購入者は王侯貴族クラスに限られていたため、彼らの気に入るように装飾がほどこされ、ますます高価になっていったのです。
現存する最古の地球儀は、1492年にニュルンベルクでマルチン・ベハイム(1459?~1507年)が製作したものです。直径50.7センチの金属製で、羊皮紙でできた12片の舟型世界図が貼られています。6色の絵の具を使って画家に描かせた、たいへん美しく緻密なものです。描かれている世界図は当時としては標準的なもので、コロンブスが使用していた地図と似かよっています。新大陸はまだなく、アジアが東方へ極端に引き伸ばされることによって、太平洋とアメリカ大陸のスペースを埋めています。アフリカの南端は周航可能に描かれています。カタロニア図と同じように、事物にちなんだたくさんのイラストが散りばめられていて、不明な地域には想像上の動物なども描かれていますが、聖書に由来するものはかなり少なくなっています。

2003年03月16日

◆今日の一品◆
D製 青いエレガントな帽子
今日も再配布のみでしたので、既存のアイテムからドルフィンタウンの帽子をご紹介します。
今では普通に「帽子」と呼んでいますが、「帽子」の起源は古く、紀元前4千年頃のエジプトでは、王が王冠をかぶり、庶民が頭巾をかぶっていたことが、遺跡調査の結果から分かっています。古代ギリシャ時代に小さなクラウンにブリムのついた帽子「ペタソス」が誕生しました。このぺタソスが帽子のルーツだとするのが一般的です。
日本では平安朝以降の烏帽子(えぼし)や、頭巾(ずきん)などがかぶられていましたが、これを「帽子」と呼ばず、外国から来たかぶりものに限って「帽子」と呼んでいました。
広辞苑によれば帽子とは「頭にかぶって寒暑または塵埃を防ぎ礼容を整えるもの」と、難しい言葉を使って解説しています。
外来のキャップやハットをなぜ「帽子」というようになったのでしょうか。明確な資料はありませんが、僧侶のかぶる一種の頭巾を「帽子」と書いて「もうす」と読ませていました。今昔物語にも「小さき船に乗りたる翁の「帽子=もうす」をきたる」という一文があります。
わが国が西洋の帽子を初めて目にしたのは、安土桃山時代で、フランシスコ・ザビエルが西洋風の烏帽子(えぼし)をかぶって、日本にやってきた時でした。当時は南蛮笠、南蛮頭巾と呼んでいましたが、織田信長がこれに興味を示し、そっくり真似たもの作り、得意になってかぶったこともあり、帽子に対する人々の関心が高まりましました。新しいものが世の中で認識されると、相応しい名前が必要になります。坊さんのかぶりものと区別するために、「もうす」を言葉の響きが新しい「ぼうし」と読み替えたものと推察されます。
「帽」だけでもかぶりものを意味しますが、後に付けられた「子」は一定の物の名に添えて、漢字二字の熟語を作る接尾語です。金子、銀子、扇子、様子のように「す」と読ませる場合と帽子、調子のように「し」と読ませる場合があります。

2003年03月15日

◆今日の一品◆
P用 ギフトボックス
今日は再配布のみでしたので、既存のアイテムの中から、ピッケルタウンのギフトボックスをご紹介します。
このバニティーケース型のギフトボックス、本当に久しぶりに登場しました。バニティーケースとは化粧道具を持ち運ぶためのバッグです。女優さんのみならず、3,4年前は若い女の子がお出かけバッグとして持つのが流行りましたね。
今はちょっとしたビンなども入るバックを想像しますが、昔のバニティーケースはたばこの箱くらいの大きさで、厚味はたばこの箱の2倍くらいでした。この中には小さい仕切りがあり、鏡が付いていて、たばこ、頬紅、白粉、小さな口紅がはいるようになっています。昔の女性はこんなものをもって歩いたのですね。かの有名なブランド、カルティエの出したバニティーケースの中には日本の「印篭」からインスピレーションを得たと言うものもあるそうで驚きです。

2003年03月14日

◆今日の一品◆
R製 テレポーテーション装置
今日の新アイテムはロケットタウンからちょっとなんだかわかりづらいオブジェがきました。タイムマシンのようにも見えますし、テレポーテーション用の装置にも見えますね。テレポーテーションというと、私は1986年に公開された「ザ・フライ」を思い出します。ジェフ・ゴールドブラム演じる科学者が自ら行った物質転送実験の際、一匹の蝿が紛れ込んだために起きる恐怖と悲劇を描いた1950年代SF映画の秀作「蝿男の恐怖」のリメイク版です。遺伝子レベルで融合した結果、人間が徐々に怪物に変貌して行く様子を淡々と追ったホラー映画ですが、科学者を愛してしまった女性記者(ジーナ・デイヴィス)の苦悩こそがこの作品の最大のポイントで、どちらかというと恋愛映画に入れてもいいくらいの作品でした。

2003年03月13日

◆今日の一品◆
R製 虹色球体オブジェ
今日の新アイテムはロケットタウンから大きめのオブジェがきました。モダンといいましょうか、斬新なデザインのこのオブジェはモノトーンでまとめたお部屋のアクセントとか、惑星部屋に置くといいのでしょうかね?
世界的に有名なモダンアートの展覧会ドクメンタは、1955年に第1回が行なわれ好評を博して以来、ほぼ5年ごとに行なわれ、去年行われたのが第11回。次は2007年が開催の年です。ドイツ中央部の工業都市カッセルで開催されます。

2003年03月12日

◆今日の一品◆
R製 デスクトップPC
今日の新アイテムはロケットタウンらしいデザインのキュートなPCでしたね。実際に丸い窓のディスプレイは使いづらいっていうか、たぶん使い物にならないとは思いますが。(笑)

さて、「IBM-PC互換機」「DOS/V」なんていう言葉を聞いた事がありますか? 今から約15年くらい前は、各メーカーは独自仕様のパソコンを作っていました。たとえば、NECはNECの独自のパソコンを(PC-8801シリーズ、PC-9800シリーズ)、富士通は富士通独自のパソコン(FM7シリーズ、FM-Rシリーズ)、IBMはIBM独自のパソコン…というふうに。それぞれの機種の間には互換性は全くありませんでした。
互換性がないということは非常に面倒なことでした。ソフト(アプリケーション)の共有化ができないということ。そしてデータのやりとりができない、ということです。たとえば、「一太郎」を買って使用する場合には、NECのパソコンを持っている人は、NEC用の一太郎を買い、富士通のパソコンを持っている人は富士通用の一太郎を買わなければなりませんでした。同じ「一太郎」でもこのようにいくつかの機種用のものがあり、自分の機種用以外のものを購入しても全く動かすことはできませんでした。また、NEC用の一太郎で作った文章は基本的にはNECのパソコンでしか使えず、富士通のパソコン用の一太郎を使っている人にその文書を渡すことはできませんでした。つまり、違う機種間のデータのやりとりは基本的にできなかったわけです。
今では信じられない状況だったわけです。

2003年03月11日

◆今日の一品◆
R製 星型ラグ
今日の新アイテムはロケットタウンの黄色い星の形のラグです。星型って、かわいいですよね。みんな、ささっと書けると思いますが、これを数学的に正しく表そうとすると、非常に難しい説明をここに書かなきゃなりません。きっと、だれも読みたくないと思います。(笑)
と、いうわけで、今日はマヨネーズの口の星型のナゾにせまりたいと思います。
ケチャップや、ラードなどチューブに入ったものがいろいろありますが、みんな口は○ですよね。なんでマヨネーズだけが☆型なのか、ご存知でしょうか? そぞや科学的根拠があるのでは?と思った人、残念でした。(笑)
あれはですね、むかし野菜が嫌いな子供にどうにかして野菜を食べさせようとして考えたキューピーマヨネーズが口を☆型にすることによって、出てきたマヨネーズがケーキにのっている生クリームのような形になるでしょ?
デコレーションケーキみたいに飾り付けできるようすれば、こどもが喜んで食べると考えたんです。
そういう理由でマヨネーズの口は☆型なんですね。

2003年03月10日

◆今日の一品◆
D製 ラジオ
今日も新アイテムの配布はお休みでしたので、既存のアイテムの中からご紹介します。
このドルフィンタウンのラジオって、ちょっとレトロで、海辺の異人館風の喫茶店や大人が集まるバーの片隅にありそうです。流れてくる音楽はやはりAMよりFMでしょうね。
日本でFM放送の本放送が始まったのは1969年(昭和44年)。FM放送の実験は1957年(昭和32年)からNHKで行われていましたが、国内のFM9局が放送開始したのは1969年です。意外にその歴史は浅いのです。
さて、海外旅行に出かける人も増えて、日本製の電化製品を海外に持っていく際、プラグが合わなかったり、せっかくヨーロッパで日本未発表の音楽クリップや映画のビデオが観られなかったりという失敗をする人もめっきり減りましたが、ラジオ電波も国によって異なり、日本製が使えるのはわずかな国です。

2003年03月09日

◆今日の一品◆
雪かきスコップ
今日は、全タウン再配布のアイテムのみでしたので、ピッケルタウンの雪かきスコップをご紹介します。

最近ではこれまであまり雪が降らかった地域でも年に数回雪が降って交通がマヒしてしまった、なんていうニュースも耳にします。雪が降る前に事前の備えとして雪かきスコップを用意しておくのが大切です。年に数回雪かきをするかどうか、という地域の方はプラスチック製のものを選びましょう。

プラスチック製のものは軽く、家の前や駐車場の雪かきをするのにも重いスコップと比べて疲れにくいので、女性にもおすすめです。デメリットとして耐久性の問題もありますが、耐久性を向上させるためにプラスチック製の雪かきスコップの先端に金属製のブレードを搭載しているものもあります。
またプラスチック製ということで成形が比較的自由にできるので、車輪を付けたり、使わないときはコンパクトに分解できたりと、うれしい機能を搭載している雪かきスコップもあります。一年のうちのほとんどを使わずに保管しておくような地域では、どれくらいコンパクトに収納できるかというのもポイントになります。
冬の間雪が降る回数が多い積雪地域にお住まいの方には金属製の雪かきスコップがおすすめです。プラスチック製よりも重さはありますが、朝の凍結してガリガリになってしまった雪も重さを利用して削り取ることができます。金属製の雪かきスコップを選ぶ際には材質にも注目しましょう。

金属製のデメリットでもある重量感は材質によってある程度カバーすることができます。安いもので多いのが全スチール製。丈夫さという点では頼れる存在ですが、女性の方が頻繁に使うには、重たく疲れてしまいます。その点、軽量化のためにアルミを利用している雪かきスコップなら、スチール製と比べると若干摩耗しやすいというデメリットがありますが、女性でも軽く扱いやすいので、頻繁に使うのにも便利です。

2003年03月08日

◆今日の一品◆
H製 黒電話
今日の新アイテムは前回出た月面壁紙と組み合わせても楽しい星座の壁紙で、丸い部分はくりぬかれた状態で、下の床の色がそのまま出ますし、星座の部分も微妙な半透明で少し透けます。この壁紙を見ているとプラネタリウムを思い出しますよね。
天文ファンにとって20世紀最高の発明であるプラネタリウムですが、その人気は低迷しています。東京では2001年3月に渋谷の五島プラネタリウムが閉館したのをはじめ、今年の2月には池袋のサンシャインプラネタリウムの閉館予定の知らせが各メディアに発表されました。
1923年にドイツ博物館とカール・ツアイス社が、ドーム型の天井に投影機で星空を投影するタイプのプラネタリウムを発明し、今、プラネタリウムというと主としてこのタイプを指します。プラネタリウムの解説をしたり、映像や音響を組み合わせて番組を作ったりと、いろいろなことでかかわるプラネタリウムの専門家をプラネタリアンといいます。プラネタリウムは優秀なプラネタリアンがいてはじめて威力を発揮する機械です。人気低迷のプラネタリウムですが、最近はコンピュータグラフィックスで全ての星を映し出し、太陽系から飛び出すことができるデジタルプラネタリウムも普及しはじめました。