韓国時代劇大好きな私が1度は行ってみたかった場所が、「大長今パーク – 용인대장금파크 – MBC」です。
大長今パークは時代劇はもちろん、現代劇や映画、CMなどの撮影も行われている韓国最大規模のオープンセットです。 三国時代、高麗時代、朝鮮時代の歴史的な考証を経て半永久的に作られた町並み。当時の建築様式と生活の様子がうかがえるこの場所でMBCの数多くの時代劇が撮影されました。 京都の太秦映画村なんてもんじゃない広大な土地に原寸サイズの宮殿、村を再現しているので、すごい迫力です。唯一、汲み取りトイレの香りがあちこちで漂っているのが難点。こんなにおいの中で撮影をしていたんだな。 私が行った時も丁度撮影の最中で、役者さんたちがたくさんいました。 韓国のドラマの放送は1話につき60~70分となっていて、これが週2回放送されることが多いです。平日19時台に1話あたり40〜45分で週5日放送される帯ドラマ(イルイルドラマ)もあります。1作品の話数も長く、長編ドラマで日本の1クール分に相当するのは「ミニシリーズ」と呼ばれ、イルイルドラマは120話程度放送されることが多いので、撮影スケジュールの凄まじさはどれほどのものか…。 そのため台本は撮影直前に演者に渡され、放送当日中に収録を行うなど制作環境は非常に過酷なので俳優やスタッフが倒れることも珍しくなく、酷い時には過労死した事例もあったそう。 日本では考えられませんが、制作者側は視聴者の意見を非常に大切にしているため、SNSや雑誌などで今後の展開を予想する企画があれば、その中の意見を重視して今後の展開を作るうえ、スタッフがSNSの書き込みを常に気にしているみたいです。そんなわけで死ぬ展開が予定されていた登場人物が視聴者の意見により死ななかったり、その逆もありえるということが起こるらしいです。 今回はツアーで行ったのですが、お昼に食べるところくらいあるだろうと、食事付きのプランにしなかったのが悔やまれました。レストランどころか、売店も小さいのが2つくらいしかなくて、アンパンしか売っていませんでした。これは大失敗! 衣装は2種類貸してくれて、着たままパーク内を散策できるんです。ダンナは王様と武官。私は王妃様と女官になりました。文句を言うとしたら、カツラがひどかったです。まるでぬいぐるみのようなやつでアップで写真を撮るとかなしい出来栄えになります。せっかくあの髪型ができると思っていたのになぁ。 来園者のほとんどが女性のため、王様や武官の恰好えおしたダンナは大人気で、赤の他人の写真にたくさん呼ばれて写っていました。モテモテだったのでうれしそうでした。 |
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夜は、あまりにお腹が減っちゃったので、お店を探す暇も惜しいと明洞にあるロッテ百貨店の本店へ。石焼ビビンバを食べました。 |