発売元 岡埜栄泉総本家 価格 上野パンダ12号 200円 ツリーの実 240円 金の栗 240円 おすすめ度 ★★ 購入場所 岡埜栄泉総本家本店 東京都台東区上野6-14-7 03-3834-3331 営業時間 9:30~18:00 定休日 元旦 |
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慶応、明治初期に浅草の駒形「岡埜栄泉」から親戚筋の5軒に暖簾分けされたうちの1軒が上野駅前岡埜栄泉です。 明治6年、上野駅ができる10年前に創業され140年以上の歴史がある老舗です。 暖簾分けされた5軒は、上野、根岸、本郷三丁目、森川、竹早町にあり、本家を含み、いずれも岡埜(岡野)姓ですが、上野店を除きいずれも閉店してしまっています。 本家・岡埜筋としては最も古い歴史を持つ上野本店が、岡埜栄泉総本家を継承しています。「上野パンダ12号」は、2011年上野動物園にリーリーとシンシンが登場してまもなく、このパンダ型まんじゅうの販売がスタートしました。こだわりの京都産つくね芋を生地に、拡張剤を使わずここまでふっくら仕上げたじょうよう饅頭で、中にはこしあんがたっぷり入っています。「12号」という謎めいた名前は「試作を12回重ねたこと」が由来だそう。 クッキータルトにメイプルシロップ風味の白館を詰め、ドライフルーツとアーモンドをトッピングした「ツリーの実」、白餡には刻んだ栗と栗ペーストがたっぷり。生地の上にも栗を飾った賛沢な栗饅頭「金の栗」とともにかわいいパンダの手提げボックスに入ったお土産用の商品です。上野動物園で今月、24年ぶりにジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生したことでフィーバーしてましたが、誕生から6日後の11日、肺炎で急死したことで、また大きな波紋が広がっています。上野には、パンダあやかり商品がたくさんあって、スイーツから衣料品までとりあえずパンダがついていると売れまくるわけです。今回のパンダの赤ちゃん誕生ニュースで、さらに拍車がかかって新規作成、商品増産と手をまわして準備していた会社がガッカリしているんでしょうね。その経済効果は300億円とも400億円とも言われていましたからね。 このタイミングで見るには、ちょっと悲し過ぎるパンダのお菓子。 かわいいパンダの箱の裏に”Because I want to see your happy face, …”というメッセージが。なんとも切ない気分です。 |