2003年08月05日

◆今日の一品◆
H製 プリン
今日はほのぼのタウンから「プリン」が新配布になりました。
ショートケーキ、シュークリームとともに日本洋菓子の御三家といわれるプリン。多くのお菓子がフランスに起源をもつなか、プリンはイギリスが発祥のお菓子です。名前は英語のプディング(Pudding)から来た和製英語で Puddingの英語の意味は「ぬれて柔らかいもの」ということです。プリンというとお皿の上でプルルンとふるえる姿にぴったりの名前ですが、英語の発音が日本人の耳にはプリンやプディングと聞こえ、「プリン」がだんだん一般的な言葉になったのです。
日本ではプリンといえばカスタードプリンをさしますが、イギリスのプディングは保存食でした。イギリスでかなり多岐にわたる料理の名称なんだそうです。プディングとはイギリスの伝統的な味・調理法。蒸して作るのが基本ですが、ゆでたり焼いたりして作るものもあるようです。最初のプディングは、「豚の血」などを腸に詰めて茹でたブラックプディングというもの。これからプリンを食べるとき、常に思い出して、一瞬「うっ!」となっちゃいそうです。プディングは現代の料理の中にもプディングの仲間に入るものがたくさんあります。
日本でも、昭和初期、ハイカラな家庭では、牛乳をコーンスターチで固めたもの(今でいうブラマンジェ)をプリンと呼んでおやつにしていたと言われています。これも広い意味ではプディングの一種です。
プリンの作り方としては、卵1に牛乳2くらいの割合に、砂糖やエッセンスを加え、カラメルを入れたプディング型に流し入れて湯を張った天板に並べ、オーブンで蒸し焼きにします。