Apple TV、買ってみた

Apple TVは、アップルが開発・販売するセットトップボックスです。
セットトップボックスとは、ケーブルテレビ放送や衛星放送、地上波テレビ放送(デジタル放送、アナログ放送)、IP放送(ブロードバンドVODなど)などの放送信号を受信して、一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置のこと。
2006年9月12日にサンフランシスコで開催されたスペシャルイベントの終盤に、スティーブ・ジョブズCEOが「iTV」(アイティーヴィー)というプロジェクトのコードネームで発表したものです。
言ってみれば、画面の無いiPhone4のイメージ。テレビなどのモニターに接続して使用します。HD画質の映画をインターネットからレンタル視聴(ストリーミング)することができたり、付属のリモコンの他に、Remote(無料アプリ)をダウンロードすればiPhoneやiPadをリモコンとして使うことができます。
YouTube、Flickr、Mobile Me、Netflix、などの動画コンテンツ再生に対応しているし、自宅のパソコンからiTunesの音楽、Potcast、写真のストリーミング視聴も可能になる優れものです。って、何言ってるかかわらないって?

手っ取り早い使用法としては、iPhoneやiPad、iPod touchといった端末の中になるコンテンツ(ムービーや音楽、写真など)、iTunesのコンテンツ(ムービーや音楽)、VOD(ビデオオンデマンド)サービスをハイビジョンテレビで利用するためのアダプタ的なやつね。

レンタルビデオ店に行かなくても、映画のレンタルできるし、Youtubeが自宅のテレビで見られるから、超強力なチャンネルが追加された感じと思っていただければいいかと。コンテンツのお値段ですが、これがApple TV特有の方式で、Apple TVで利用できるVODサービスは、iTunesストアアカウントで使います。このVODサービス、Apple TVから使うと映画のレンタルのみ可能。iTunes(パソコンの方ね)から使えば購入もレンタルも可能になります。価格は作品により違いますが、レンタルが200~500円、購入が1000~2500円となっています。

ちなみにiTunesで映画をレンタルしたり、購入したりした場合、iTunesが起動中であればパソコン→Apple TVへそれら映画をストリーミング再生可能です。また複数台のApple TVを使っている場合、ある1台のApple TVからレンタルした映画は、ほかのApple TVでも再生できます。(同じiTunesストアアカウントでレンタル・購入した場合ですが)

コンテンツは、レンタルしてから30日以内に視聴を始めなければなりません。視聴を開始してからは、48時間以内に視聴し終えなくてはなりません。コンテンツが気に行った場合、この制限内なら何度でも繰り返し観ることが可能です。年末年始には絶対に役立つハードウェアだと思います。