お酉さま

今年のお酉さまは三の酉までありますね。

昔はまである年は火事が多いって言ってましたけど、最近はそんな話聞きませんよね?

私が毎年行くのは、浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)。今日は雨が降ったので、いつもより空いていました。

鷲神社の熊手御守は開運・商売繁昌のお守りとして「酉の市」のみに授与されます。
一般に「かっこめ」「はっこめ」といわれ神様の御分霊です。例祭日の午前零時を期して打ち鳴らされる一番太鼓と共に授与され、一番先に熊手御守を受けた人に「一番札」として神社の金小判が授けられます。

境内でお店が販売している縁起熊手は、鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模したともいわれ、福徳をかき集める、鷲づかむという意味が込められています。熊手は熊手商と買った(勝った)、まけた(負けた)と気っ風の良いやり取りを楽しんで買うものとされ、商談が成立すると威勢よく手締めが打たれます。(商品額をまけさせて、その差し引いた分を店側に「ご祝儀」として渡すことを「粋な買い方」としています。)  基本的には、ご祝儀の額が決まっているわけではないので、買い手側が決めればいいことです。熊手は大小様々なものが売られていますが、年々大きくしてゆくものともされています。(1番大きいのものを買った翌年は、1番小さいものを買います。)

値段は、小さい物は、1,000円から大きな物では何十万円もする熊手があるそうですが、売れ筋は20,000円~50,000円位らしいです。

私はもっぱら売約済みの熊手に貼られた芸能人の名前を見て歩くのと、屋台の食べ物に興味がいってます。酉の市の夜は屋台の食べ歩きが夕食がわりになります。