夕暮れのあらかわ遊園

あらかわ遊園って、知っていますか? あらかわ遊園は60年以上の歴史がある東京23 区内唯一の区立遊園地です。 あらかわ遊園の場所は、 元々は煉瓦工場がありました。工場の持ち主が、火事により操業できなくなった工場を 閉鎖して、大正11年(1922年)5月に、あらかわ遊園を開園しました。

「区立あらかわ遊園」として開園したのは昭和25年(1950年)8月のことです。

園内には観覧車や豆汽車、メリーゴーランド、コーヒーカップなど、遊園地の定番が揃う「のりもの広場」、ポニーの乗馬やヤギやヒツジ、ウサギなど、動物たちと触れ合うことができる「どうぶつ広場」、夏季に開業する子供プール「水あそび広場」、各種イベントが行われる水上ステージ「アリスの広場」、小鮒やへら鮒釣りが楽しめる釣堀「魚つり広場」、遊具や売店がある「ちびっこ広場」、懐かしい都電荒川線6000形車両の一球さん号が展示されている「いこいの広場」など様々な遊び場があります。

絶叫マシンはありませんが、小さい子を遊ばせるのにちょうどいい乗りものがたくさんあります。ファミリー コースターはいも虫型のジェットコースターですが、日本一遅いジェットコースターと呼ばれています。

区営なので当然リーズナブルな価格で1日楽しむことができます。乗りものは1枚100円換算の乗り物券を使いますが、子どもが1枚(100円)、大人でも2枚(200円)なので、おサイフにやさいい料金設定です。

そうそう、本数は月数本と少ないものの水上バスの運行もありますが、ここへの交通は都電荒川線が便利です。都電荒川線「荒川遊園地前」で降りてすぐですから。

区営なので閉園時間が早いです。通常は午後5時。ゴールデンウイーク期間中の土日と夏休み期間だけは6時までやっていますが、乗りものが止まるのは閉園の30分前ですから、お気をつけください。でも夕暮れ時のあらかわ遊園もなかなかステキです。