浅草寺 平成本堂大営繕

今、浅草の浅草寺の本堂はネットの中にあります。

1958(昭和33)年の本堂再建後50年で初めてというこの大改修で、地震対策を施しているそうです。

使われているのは「チタン瓦」と呼ばれるもので、1枚の重さが100グラムという軽量さです。「チタン瓦」に替えると、屋根全体の重量が軽くなります。屋根が軽くなると大地震が起きたときの揺れが抑えられ、耐震性がグッと高まるそうです。

「チタン瓦」は1枚1枚、木の土台に釘で打ち付け、3色の瓦を使って見た目に濃淡を出すことで、日本瓦独特の風合いと重厚感を出すといった意匠面での工夫もされるそう。

このチタンの濃淡は表面にアルミナブラスト加工を施すことによって生まれるらしいです。それらをランダムに配置することで土瓦特有の「まだら感」を再現し、瓦と変わらない外観にするんだとか。

工事は2010年12月まで行われます。きれいになるのが楽しみ♪