2002年08月03日

◆今日の一品◆
R製 宇宙服
サブドールや黒猫ドールにぴったりの着せ替え衣装が登場しました。着せると超かわいいです!! こういう着せ替え、いろんな種類がでるとうれしいですね。爆発的人気でした。
宇宙服はアポロ計画とともに研究・開発されてきました。アポロ計画においては、宇宙服の開発も重要な課題でした。せっかく月まで行っても、窓から写真を撮ってくるだけではソビエト(現在のロシア)には勝てません。宇宙服はアポロ計画における、もう一つの宇宙船でした。宇宙の厳しい温度差、真空、微小隕石から人体を守るためには特別に作られた「宇宙服」が必要だったのです。月面の日中は摂氏120度(華氏250度)になり、また月面の夜は摂氏-157度(華氏-250度)となります。また、月面には微小隕石が102,400km/h(64,000mph)の速度で降り注いでいます。さらに月面には大気がないため、太陽の有害な紫外線が直接降り注ぎ、 そのため宇宙空間では、宇宙服なしでは数秒で死んでしまうからです。
アポロの月着陸ミッションに使用された宇宙服は、A7L / A7LB と呼ばれています。 先頭の’A’はアポロ計画を意味し、2文字目がモデルナンバー、3文字目が製造会社を示しています。 アポロ計画では、初期の A1C から最後の A7LB まで、15種類の宇宙服が開発されました。アポロ1号では A6L が使用されましたが、火災事故のため改良され、アポロ7号からは、耐火性能をそなえた A7L が使用されました。アポロ15号(Jミッション)以降ではさらに改良された A7LB が使用され、これは SkyLab, ASTP プロジェクトでも使用されました。その後 A8L も開発されましたが、これは使用されることはなかったそうです。