2002年07月17日

◆今日の一品◆
P製 パラシュート
今日来た新アイテムのパラシュート、サブドールや黒猫ドールにつけて、飛ばすとかわいいかも。私としてはけっこう気に入っているんですが、タウンではいまいちだったような? 昨日のブラインドがまだ人気高いからしょうがないかなぁ。
パラシュートというと、レオナルド・ダ・ビンチのスケッチ画が有名ですが、実際のパラシュートの始まりはと言うと、フランス軍の将校、ジャック・ガルネランがプロシア軍の捕虜になってマグデブルグの要塞に監禁された際に、脱走手段として構想したのが始まりだったそうでです。ガルネランは密かにパラシュートを作り始めたものの、プロシアが戦争に負けて釈放されたため使う必要がなくなったということです。その後、ガルネランは軍隊を退役すると気球飛行とパラシュートの研究をし、気球で空に昇ってパラシュートで降下するという計画を建てました。
最初のパラシュートの形態は現在のものとかなり違っていて、丈夫な木の枠で出来た4メートル足らずの高さの円錐形の骨組みに布が張ってあって、それにロープが張って人の乗るゴンドラに繋がっているという構造でした。つまり最初から開きっぱなしの構造だったわけです。
1797年、ガルネランはパリのモンソー公園で、パラシュートの実験を行いました。パラシュートをつり上げる気球が300メートルまで昇ると、ガルネランを乗せたパラシュートが切り離され、パラシュートは空中で揺れながら落下速度を早めつつ降下し、無事に成功したそうです。