2004年04月05日

◆今日の一品◆
H製 積んだ座布団
今日も全タウン再配布のみでしたので、ほのぼのタウンのアイテムから「積んだ座布団」をご紹介します。
この積まれた状態の座布団を見ると、ついつい笑点を思い出してしまうのは私だけでしょうか?

笑点で使われる座布団は正方形ではなく長方形をしているということをご存じでしょうか? サイズは60cm × 72cm。中は木綿でカバーにはちりめんが使われているそうです。長方形なのは「積み重なって座った時に長方形の方がきれいに見える」という理由からだそうで、1枚当たりの製作費は公開していませんが「とても高価」らしいです。重さは1枚2.3キロもあります。10枚重なった時でもバランスが保てるように厚みを追求しているそうです。

放送開始時当時は座布団の色は水色で、1年ほどでピンク色に変わり、三波伸介氏の司会就任後の1973年頃に現在の紫色に変わっています。この他、司会者用に紺色の無地の座布団、座布団運び専用の赤い座布団(メンバー用の色違いで、最初の挨拶の時のみ使用するやつです)が使われています。
番組側は出演者全員が10枚獲得する事態を考えて60枚用意しているそうですが、1991年(平成3年)12月29日の放送で全員が10枚獲得した際には、桂歌丸氏と小遊三氏が11枚だったため座布団が足りなくなり、代わりに司会者(当時は5代目圓楽氏)専用の紺色の座布団や、座布団運び(山田氏)専用の赤い座布団を急遽メンバーに渡すという珍事がありました。