2003年10月19日

◆今日の一品◆
H製 うさぎリンゴ
今日もほのぼのタウンから新アイテムの登場です。ちびっこが大好きな「うさぎリンゴ」ですね。小さい子のお弁当のデザートといったらこれです。
リンゴでうさぎを作るのはそんなに難しくないですが、リンゴを剥こうと思って、つるっと手が滑ったことはありませんか?
よく洗ったはずなのに、まだワックスが残っていたのかしら?と洗いなおしちゃったりして。
実はリンゴの表面がツルツルしたり、ベタベタするのはワックス(被膜剤)ではありません。リンゴは成熟するにつれてリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が増えてきます。これが皮に含まれるロウ物質を溶かし、表皮に現れてくるため、ネトネトしたように状態になります。つまり、リンゴ自身の天然のロウ物質が、保温や水を通さない役目をしているのです。この現象は「油あがり」とも呼ばれ、むしろ完熟して食べ頃になったしるしとも言えます。なお、リンゴの種類によってもロウ物質の分泌量が異なるようで、特にジョナゴールド、つがる、千秋などでよく見られ、ふじや王林ではあまり見られません。