2003年10月03日

◆今日の一品◆
P製 きのこ
今日はピッケルタウンからきのこが新しく配布になりました。しりとり大会優勝賞品のほのぼのタウンのマツタケと一緒にお部屋に植えてもかわいいですね。

きのこというと、「きのこのこのこ、きのこのこ♪」とホクトのコマーシャルソングをつい歌ってしまいます。
ホクトのコマーシャルに出てくるきのこキャラクターの名前、知ってますか? 緑のカサをかぶったホクトくん以外は、エリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ブナピーと、思いっきりストレート。そのままやんか!とツッコミたくなるネーミングです。唯一の女の子キャラクターは頭に赤お花をつけたブナピーです。

きのこアイテムだと、イベントものからリアルなタイプの「松茸」と、カラフルな「タウン対抗優勝のキノコ」、そしてロケットタウンの「アンテナキノコ2種」がありますが、このピッケルタウンのきのこはたぶん「椎茸」ですね。
1465年、蜷川親元の「親元日記」に椎茸の食用の記録があります。これが日本最古の食用の記録と言われていますが、椎茸の栽培の記録は日本各地にあり、どれが最初と言うのが難しいようです。
寛永の頃、大分県南部の農民「源兵衛」が、鉈目 (なため)栽培を行ったのが最初とか、 椎茸の人工的、企業的な栽培は1741年に門野原(静岡県)の石渡清助が日本で初めて行ったという記録が残っています。
おそらく古い時代の人たちは、自然に枯れ、自然に枯れた木から、自然に発生した椎茸を見ていたのでしょう。そして、それをつぎつぎと とってきては食糧として利用して事でしょう。多分この時代にはとても貴重なものであったに違いありません。そして、乾燥することによって保存する こともでき、また海から遠く離れた山間部では、ただ一つの料理の「だし」 にも使えて、貴重な食品であったと思います。
山で仕事をている人達は、自分の仕事場の近くで自然発生している椎茸を探し求めて食べていたはずです。そんな生活が続くうちに、 椎茸について色々なことを知り、色々なことを憶えました。まず第一に、椎茸が発生しているのはすべて枯れ木であって、生立木には決して生えない ことを知りました。そしてさらに、同じ枯れ木であってもなにかの(弾み)で傷ついた 伐採木から多くの椎茸が発生しているのに気づいたのです。
こうして日本の椎茸栽培がはじまったと考えられています。