2003年07月30日

◆今日の一品◆
D製 木製ベンチ(ベージュ)
今日はドルフィンタウンから「木製ベンチ」を紹介します。
日本には、昔から縁台(えんだい)というものがあります。いわゆる木製のベンチです。
縁台(えんだい)は、個人の家の庭や近所の露地において、休息や夏場の夕涼みなどに用いられる主に木製の腰掛。大人が1人か2人くらいが腰かけてちょうどよいくらいのサイズが一般的で家に縁側のない家では、これが縁側代わりになることもありました。

縁台に用途が似ているものとして、縁側、濡れ縁、ウッドデッキがあります。
それぞれの違いについてお話します。

縁台
庭や路地などに置いて使われ、縁側のように腰を下ろしたり、商品を並べる陳列台としても使用されていました。
基本的には移動式ですが、四国ではみせ造りという、縁台と雨戸のふた通りの使い方ができるものもあります。

縁側
和風家屋に古くからあった縁側は、建物の縁(へり)の下に張り出して作られた通路です。ベランダやポーチなど、欧風建築のデザインと似ていて、庭などから直接屋内に上がる用途を持っています。

濡れ縁
建物の縁(へり)の外に設置する、雨ざらしになる縁側のことを指します。
作り自体は縁台と同じで、すのこ状の板を座面に張ることで、水切れを良くするなど工夫がされています。

ウッドデッキ
木材や人口木を敷き詰めて、リビングと一体感を持たせた空間を作り出せるのが、ウッドデッキです。
基本的にはウッドデッキの上で、過ごすように考えられているので、板と板の間には隙間がなくイスやテーブルの脚が落ちないようになっています。