2003年01月08日

◆今日の一品◆
P製 パッチワークキルト
パッチワークキルトは布が大切であった時代の必要性から生まれたアイデアで いつごろから始まったかという正確な記録はありません。古くは紀元前3400年のエジプト人の小布が 中国では紀元前1世紀に作られた敷物が発見され 中国でもインドでも紀元前からキルトされた衣服が発見されています。
生活必需品だったキルトも時代と共に一時は廃れ、1971年にジョナサン・ホルスタインが「アブストラクト・デザイン・イン・アメリカ」と題してウィットニー美術館でコレクションを発表するまで人々はキルトの事をすっかり忘れていました。この展覧会を契機にキルトは再び評価され始め、昔のものばかりでなく、新しい手法による斬新なデザインの現代キルトが作り出されるようになりました。