2003年03月05日

◆今日の一品◆
H製 骨格標本
今日の新アイテムは学校の理科室などで見る骨格の標本です。
骸骨標本というと、古いホラー映画で思い出す作品があります。「バタリアン」という映画です。
「この映画は真実だけを描いている。したがって人物や団体名もすべて実名である」という冒頭のキャプションからしていかしている。これを真に受けてしまって笑えない人は観ない方が無難です。
お話はアメリカ、ケンタッキー州、1984年7月3日。医学用標本などを扱う会社の倉庫。中年のフランクは入社したばかりの若者フレディーに骸骨標本を箱詰めにする作業などを指導しています。
「今までで一番ぞっとしたことは?」と聞くフレディーに、フランクはとっておきの話を聞かせます。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッドという映画を観たことがあるか?あれは実話なんだ。」
1969年、ピッツバーグの病院で陸軍の依頼で作られたトライオキシン245という薬品が漏れ出し、それを浴びた死体置き場の死体が動き出しました。軍はすべてを闇に葬ろうとし、映画製作者にも圧力をかけました。それで映画のストーリーは事実とは違ったものになったのです。
ところが、配送業者の手違いで、その死体を詰めた容器がこの会社に来てしまったのだそうです。
倉庫地下室に今なお放置されている死体入りの容器をフレディーに見せるフランク。
容器を手で叩いた途端、中のガスが噴出し、二人は昏倒。ガスは通気管を伝って倉庫中に拡散してしまいます。
目を覚ました二人が倉庫に戻ってみると、医学用の標本人体が動き出し、二人はパニック状態に。会社のオーナーであるバートを呼びだし、三人で事態の収拾を考えます。映画のゾンビの描写を参考に、標本人体の脳をツルハシで串刺しにしてみますが、動きはいっこうにとまりません。体をバラバラに切断してみても、それぞれの部分で動き続ける。・・・というストーリーでした。