2003年03月04日

◆今日の一品◆
H製 教室の壁
ロケットタウンに続いて、ほのぼのタウンからもお部屋そっくり模様替えアイテムの壁紙が出ましたね。ほのぼのタウンのものは「教室」です。
黒板のはじめては、1877年頃(明治元年頃)、黒板の原点ともいえる「塗板(石盤にうるしなどを塗ったもの)」が日本に登場し、主に寺子屋で使用されました。1882年(明治5年)、学校制度のスタートと同時に大学南校(現在の東京大学の前身)の教師となったアメリカ人スコットが、「ブラックボード」を日本に持ち込んだのが最初と言われています。
日本で初めて黒板が製造されたのは、1887年(明治10年)墨汁を塗った上に“柿渋”を上塗りした黒板が製造されました。全国に黒板が広まり、名前もブラックボードをそのまま訳した「黒板」に変わりました。
現在、学校で使われている黒板は、黒板面は、焼付けスチール黒板とホーロー黒板が主流になっています。また、フレームが木枠からアルミ枠に変化するなど、より使いやすく耐久性に優れたものとなっています。
そして、更に進化し、この教室のシンボルである黒板とチョークが消える日が来るかもしれません。マグネット式のホワイトボードに水で拭き掃除が出来る専用ペンで書くという動きが始まっています。