深川えんま堂

門前仲町にあるえんま堂(ゑんま堂)には日本最大の閻魔(えんま)大王座像が安置され、本堂1階には江戸時代に描かれた「地獄極楽絵」が展示されています。うちのお寺が門前仲町にあるので、お墓参りの帰りによってみました。

えんま堂があるのは、法乗院(深川えんま堂)というお寺で1629年開創の真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)です。

でっかい閻魔様を見せたら子どもだと泣くかも。しかも、この閻魔大王像、コンピューターで制御で周りが光り、法話が始まります。大王像の前に、「家内安全」、「交通安全」、「夫婦円満」、「合格祈願」、「ぼけ封じ」、「いじめ除け」など19のご祈願が別個に記された、賽銭の投入口が用意され、自らの希望するご祈願に賽銭を入れると、仏様の様々な説法が音声で流れるシステムになっています。

本堂1階には、全16枚からなる「地獄・極楽図」が展示されています。
1784年、江戸の絵師・宋庵が描いた地獄を絵解きした図だそうで、「御仏の教えの根本理念は、因果応報です。悪事を重ねることの恐ろしさ、善い行いを積むことの必要性、御仏の慈愛、命の尊さを説いています」とのことです。1度行ってみたらいかがでしょう?

私はその帰りに伊勢屋でクリームあんみつを食べて帰ってきました。