2002年07月30日

◆今日の一品◆
H製 パンダぬい
今日も新アイテムの配布はありませんでした。ほのぼのタウンの「パンダぬい」をご紹介しますね。パンダぬい、けっこう人気があるんですが、拡大しない方がいいと思われるアイテムの1つです。(笑)。
パンダブームは1972年東京・上野動物園に2頭のパンダがきたことで、老若男女を問わず、日本列島を駆け抜けました。
その年、公開された「パンダコンダ」シリーズは、宮崎駿(脚本)と高畑勲(演出)という「黄金コンビ」が手がけた劇場用短編アニメで、おばあちゃんと2人暮しのミミちゃんが、おばあちゃんが遠くに出かけることになり、ミミちゃんはひとりお留守番。そこに言葉を話すパンダの親子がやってくる。ずっとパパと弟がほしかったミミちゃんはこの予期せぬ客に大喜び。家族として暮らし始めるのだが、動物園の人が探しに来たことから大騒動に…というのが、第1作「パンダコパンダ」。
第2作「雨ふりサーカス」は、第1作で大団円を迎えて一緒に暮らすことになったミミちゃんとパンダ親子の家に、サーカスから逃げ出してきたトラちゃんが闖入(ちんにゅう)することから幕を開ける冒険談といった趣き。
アニメ映画黎明期らしいのんびりとしたストーリー運びながら、見せ場はきっちり作られており、その後の宮崎・高畑の作品に通じる完成度の高さを垣間見ることができる佳作。なかでも第1作には、のちの「アルプスの少女ハイジ」や「となりのトトロ」などの原点といえるようなシーンが点在しています。