◆今日の一品◆ |
新アイテムののれんです。お店をやっている人たちから絶大なる人気を博しました。お部屋に中にのれんがあるってことは本当は店じまいの状態を表すんだけどね。(笑) 暖簾の歴史は遠く奈良時代にさかのぼります。平安時代になると、京都の商家などで既に店先に暖簾がかけられていました。屋号や商標、又扱い商品に関するものをモチーフにした物を店の顔として用いていました。また、店の商い上の信用、権利をも意味した言葉の使い方等、なかなか奥深いものがあります。1つの店からの独立を「暖簾分け」と表したり、一枚の布に込められた歴史、伝統、地域性が今日までに永々と受け継がれています。 12世紀(鎌倉時代)には「源氏物語絵巻」に壁代、帳、几帳等、布による調度品が数多く登場し、室内における暖簾の役割が進化したようです。 |