◆今日の一品◆ |
今日はピッケルタウンから新アイテムの「角材」の配布がありましたが、ご紹介はほのぼのタウンのランドセルです。ほのぼのタウンからはこの黒いタイプと赤の2種類が出ています。 ランドセルの歴史は、江戸時代にさかのぼります。幕末の日本に西洋式の軍隊制度が導入された時に、背中に背負う布製のかばん「背のう」(はいのう)も同時に輸入され、軍隊で使われました。 明治時代になり、明治10年10月に開校した学習院は、8年後の明治18年になって生徒の馬車や人力車での通学を禁止するとともに、軍用の背のうに学用品類をいれて通学させることになりました。 この背のうがオランダ語で「ランセル」と呼ばれていたことから、「ランドセル」という言葉が生まれ、それは通学用の背負いかばんを意味するようになり、それが現在まで使われています。当時のランドセルは、今のリュックに近いものでした。 現在のような箱型ランドセルの誕生は早く、学習院の「ランセル」が採用された2年後の明治20年、その当時の内閣総理大臣、伊藤博文が大正天皇の学習院入学を祝い、特別に作らせたものを献上したのがその始まりとされています。 |