2004年01月14日

◆今日の一品◆
D製 ティーセット
今日は全タウン再配布のみでしたので、既存のアイテムからドルフィンタウンの「ティーセット」をご紹介します。拡大すると、けっこうモダンなデザインのこのティーセット、ドルフィンタウンには他に2種類のティーセットがありますが、1番モダンなのはこのタイプです。
茶の発祥の地というと中国ですね。中国でのお茶の歴史は古く、いつの頃から飲まれはじめたのか、あまりにも古すぎてはっきりしていません。中国の古い神話の中に、紀元前2700年頃に登場してくる炎帝神農が茶を知り、人々に使い方を教えたと記されています。
神農は医術を教え、火の使い方を教えた知性の神でしたが、ある日、小川のほとりで水をくみ、沸かして飲もうとしたらその中に数枚の木の葉が入り、一緒に煮出してしまいました。ところが、それはとてもいい香りを放ち、美しい水色で、飲んでみると味もなかなか爽やかで快いのです。実はそれが茶の葉であったということです。神農はそれからというもの、人々にこの葉の使い方を知らせ、人々は茶を飲むことを知り、加工したり、もっとおいしく飲む方法も研究するようになったということです。この神農伝説の時代から進んで、実際に茶が歴史上の文献にあらわれるのは三国志(西暦242~283年)の頃になります。