2003年10月26日

◆今日の一品◆
R製 ニョロニョロの花
今日もロケットタウンから新アイテムが配布されました。私が勝手に「ニョロニョロの花」と名付けました。(笑) 不気味なオブジェにも見えますが、今後配布になるアイテムの流れで「お花」ということにしたのですが。なんとなく動きそうな予感がする花ですよね。植物というよりも動物に近い宇宙の生き物なのかもしれません。
動物に近い花というと、「温血植物」というのがあるのをご存知でしょうか? もちろん、植物なので、本当のところ「血」はありませんが、自分で体温調節しちゃう植物があるのです。
オーストラリアのアデリーデ大学の動物学を教えているシーモアという教授が発表しているのですが、ある種の植物は花が咲くときに発熱し、それどころか気温にかかわらず花の温度を一定の範囲内に収めるような温度調節機能を備えている植物が存在するそうです。何のために温度調節をしているのかはっきりとはわからないらしいのです。花粉を運ぶ昆虫に体を温める場を提供して受粉成功率を高めるようにするためという仮説がそれっぽいです。
氷点近くでは花は発熱できませんが、気温が上がると酵素の働きで発熱が始まります。この発熱によって花の温度が上がると発熱反応はさらに速度が上がり、花の温度も上がります。37℃くらいまでは体温があがるそうです。37℃を超えると、酵素の活性が落ちてしまうため発熱反応が急速に低下してしまうとのことです。だからなんだと言われると困りますが。(笑)