2003年09月26日

◆今日の一品◆
P製 いちょうの木
今日はピッケルタウンからとっても秋らしい雰囲気の新アイテム「いちょうの木」が登場しました。
いちょうは和名で「ギンナン」といいますが、いちょうの語源は別名で葉の形が、鴨の足形に似ているからとして鴨脚(おうきゃく)の中国語が「ヤーチャオ」「イーチャオ」といいそれが「いちょう」になったとされる説が有力です。
また、一葉(いちよう)という説やなどがあります。
ギンナンは、白い種子を銀(ぎん)として、形が杏(あんず)の果実に似ているので、銀杏(ぎんあん)とし、それから転訛して、いちょうの種子をギンナンと呼ぶようになりました。
いちょうは、非常に繁殖力が強く、種子の発芽率も高く、どの地方にも多くの寺院に古いいちょうの木がありますが、布教僧が旅の間に使ったいちょうの生枝がそのまま根付いたとも伝えられています。
第2時世界大戦後の一面に焼け野原になってしまった東京で、一番始めに芽吹いた木がいちょうでした。そのために、現在は、東京都の木にいちょうが指定されています。
東京都の木に指定されたいきさつは、昭和41年10月(1966年)、首都美化対策のひとつとして「緑の東京」実現のため、都の木を制定する目的で「東京都の木選定委員会」が設置されました。東京都の木選定委員会において選定された3種の候補木は「ケヤキ いちょう ソメイヨシノ」の3つでしたが、その中から都民のハガキ投票を行い、いちょうが第一位の投票数を得て昭和41年11月8日に東京都の木に決定しました。