2003年07月08日

◆今日の一品◆
H製 茶色の箪笥
今日はほのぼのタウンから「茶色の箪笥」が配布になりましたので、ご紹介します。
箪笥の名前の由来については前にも書いたのですが、箪は食、笥は衣の意味でしたね。江戸時代は主に水に強いケヤキが使われていました。でも板にする技術がまだ高くなかったので、収納といえば、もっぱら行李などが重宝されていました。それが、明治になってから西洋の洋服箪笥が入ってきて、箪笥が大型化し、和箪笥の形になってきました。関西では、着色仕上げで金具に懲り、手の込んだものが好まれ、関東では総桐(右の図)の生地仕上げが好まれました。桐は火に強く、湿気に強いそうです。摩擦に強いため、あまりすり減らない。木製ですから傷がはいっても削れば戻る。でも全面 を修復するのには結構かかるそうです。衣装の収納に箪笥が使われるようになったのは江戸時代中期(やっぱり現代生活の根元は江戸時代だね)。それ以前は葛籠(つづら)や行李(こうり)、長持ちなどを使っていました。
数え方が、一棹、二棹なのは、火事や運び出すのに便利なように、棹を通 す金具がつけられたことからだそうです。ちょうどお殿様ののるカゴを想像して下さい。