2003年01月23日

◆今日の一品◆
H製 サブ着替え用羽織&袴"
昨日に引き続き、サブのお着替えシリーズはほのぼのタウンから羽織と袴のセットです。あまりにかわいくて、うれしいです。
女性は男性に比べて和装になる機会がありますが、一般に男性の場合、羽織&袴を着用するのは、七五三と結婚式くらいではないでしょうか? 普段から羽織&袴を着ている商売と言えば、落語家と相撲とりくらいではないでしょうか? お相撲さんが羽織&袴を着ているのは江戸時代くらいからとお思いでしょうが、実際の歴史は浅く、明治42年(1909)、蔵前に国技館(現在の国技館は両国です)ができたときに決められたことです。カ士のぼりを廃止するとともに、幕内力士の場所入りは羽織・袴を着用すること、10日目の千秋楽にも全力士が出場することなども、この時に決められました。それまで、千秋楽の取組は十両以下で行われ幕内力士は出場しませんでした。また横綱が大関より上の最高位の力士であることを協会規定に明文化したのもこの年で、行司の装束を従来の裃姿から、烏帽子・直垂姿に改めたのは翌43年のことです。