2003年01月03日

◆今日の一品◆
H製 都こんぶ
今日は新アイテムの配布がお休みでした。いつのもように既存のアイテムからご紹介します。今日、とりあげるのは「ほのぼのタウンの都こんぶ」です。拡大すると、「宇都宮 都こんぶ」という商品名になっていますね。
コンビニや駄菓子屋の店先など、みなさんが目にするのは「中野物産」のものです。赤い箱に桜の花びら、中に「都」の文字・・・おなじみこのパッケージは昭和28年ごろ、鉄道弘済会(今のキオスク)に置くのをきっかけに生まれ、若干の変更はあったものの、基本的なデザインは全く変わらずに現在に至っています。
「都こんぶ」のネーミングは中野物産創業者「中野正一」が生まれ故郷である、京都への歴史的背景、風情に対する郷愁によるものです。
京都は平安京奠都から一千有余年の都であり、日本の文化、芸術が育まれた舞台の場でもあり、今もなお昔からの情緒や風情を大切に重んじる人々も多く中野氏自身もその中の一人であり、いつまでも「きらびやかな」イメージを残している「京の都」への憧れと郷愁の想いから「都」の名にあやかりたく願い「都こんぶ」と名付けられたそうです。