2002年12月02日

◆今日の一品◆
H製 落ち葉
「モミジ」というと、きれいに紅葉した掌状の葉を思い浮かべるのではないでしょうか?実はこれ、「イロハカエデ」というカエデ科の植物。では、モミジ科の植物は?
・・・ありません。
「ヤマモミジ」、「オオモミジ」といった「~モミジ」と呼んでいる木も、実は全部カエデ科の植物なのです。
そもそも、「モミジ」という言葉は、 紅く染める、という意味の「もみづ(揉出)」 という言葉からきており、秋に紅葉する樹木全般、または紅葉する現象そのものをさしていました。今でも「紅葉」と書いて「モミジ」と読みますよね。そしていつしか、特に紅葉の美しい「イロハカエデ」を「モミジ」と呼ぶようになったそうです。( 「イロハモミジ」とも言ったりします。)ところで、「カエデ」、と言うよりも「モミジ」と言ったほうが、より鮮やかな秋の風景を呼び起こしてくれるような、そんな気がするのですが・・・。
皆さんはいかがでしょうか?
紅葉もそろそろクライマックスに近づきましたね。黄色いイチョウもハラハラと大量の葉をお年ながらはだかになっていきます。お庭に木がある人は毎朝の日課で落ち葉を掃き集めて焚き火でしょうか。(近頃環境問題で気軽に焚き火もできませんが・・・。)