2002年11月14日

◆今日の一品◆
D製 アロワナ
ほのぼのタウンから「たらい」の新アイテムがでましたが、今日のご紹介はドルフィンタウンの「アロワナ」です。このアロワナはアロワナの中でもアジアアロワナの「紅龍」とよばれるものです。
アジアアロワナは、ワシントン条約(絶滅する恐れがある野生動植物の保護のため、国際取引を規制するもの)の付属書Ⅰに含まれていて、規制が最も厳しく扱われています。インドネシア、マレーシア、シンガポールの養殖場で養殖された個体のみを付属書Ⅱと同等に扱い、現在では日本も正規輸入しています。1980年に、養殖場がたくさんでき、養殖による繁殖の成功によってインドネシアのみが輸出量を限定し、ごく少量のアジアアロワナを正規輸出することが認められていました。その後、輸出量が上がり、個体ごとにマイクロチップを埋めつけるという条件付きで、マレーシア、シンガポールが輸出を認められ、輸出量の限定もなくなりました。希少価値があるということで、今でも高価な値段で取引されていますが、闇取引は減少し、正規輸入されたアジアアロワナとして、専門店だけでなく一般的な熱帯魚店にて販売されるようになったので、熱帯魚マニアにとって手の届くものになりました。 アジアアロワナには、大きく分けて紅龍、過背金龍、紅尾金龍、青龍の4つのタイプがあって、色や体型についてはかなりのバリエーションがあります。