◆今日の一品◆ |
大方の予想通り、今日は「お月見用のお団子」が来ました。こうなると明日はススキでしょうかね?(笑) お月見と言えばやはり、ススキとお団子ですよね。 お月見の習慣が定着し始めた江戸時代には、前日から各家庭で米を臼で挽いて粉にし、お団子を供えていたそうです。しかし元々は収穫に感謝し、豊作を願う行事ですので、お団子と一緒に十五夜には芋、十三夜には豆や栗もお供えしているところも多いようです。 ところで、かつては十五夜に限って子供達がお供えのお団子を盗み食いしたり、人の畑の芋を盗んで食べたりしても良いという風習がありました。子供達はその日だけは盗み食いをしても怒られないのだそうです。子供達にとっては食べられない十五夜の月よりも、お団子をもらえる方がうれしかったのでしょうね。 さて、お月見団子の数ですが、その年の月の数だけ供えるのが縁起がよいとされているようです。12ヶ月だから12個。閏年には13個(旧暦では13ヶ月の年がありました。) ちなみに一緒に飾るススキの数は5本や15本が多いみたいですね。 |