2004年01月10日

◆今日の一品◆
全タウン配布 梅の花
今日はドルフィンタウンから「新ベッド」が新アイテムで登場しましたが、お部屋自慢のお題アイテム「梅の花」をご紹介します。
お正月期間中、旧もの(2002年のお正月アイテム)の再配布が行われましたが、この「梅の花」も同じく2002年のお正月アイテムでした。
春の花といううと桜を思い浮かべますが、古典の世界では、桜より梅の花の方がポピュラーな存在です。
8世紀ごろ、奈良時代に成立したと言われている「万葉集」では頻繁に梅の花が登場します。
平安時代に入り、10世紀の初めに成立した「古今和歌集」では、「桜」の歌の方が多くなりますが、ただし必ずと言っていいほど「桜花」あるいは「花桜」などと表現され、単に「花」といえば季節の花々の総称として、とくにやはり梅の花をさしていることが多いようです。
鎌倉時代のはじめ、13世紀ごろの「新古今和歌集」になると、ようやく「花は桜」という感覚がすっかり定着しているようですが、その後も、梅は「春を告げる花」として、和歌の題材としてずっと好まれ続けます。