2003年10月24日

◆今日の一品◆
R製 宇宙食セット
今日もロケットタウンから新アイテムが配布されました。かわいいデザインの宇宙食セットです。近未来、宇宙旅行が身近なものになったら宇宙ステーションのレストランやスペースシャトルでこんなランチを食べられるのかもしれませんね。
公式の宇宙食は現在、米国とロシアで作られています。水で戻すスクランブルエッグやスープ、加熱殺菌された袋入りのハンバーグ、煮豆など、両国製の公式メニューは計約350種類。有人宇宙飛行が始まった1960年代初めは、一口サイズの固形食や、チューブ式容器に入ったクリーム、ゼリー状の食品ばかりでしたが、今ではスプーンやフォークを使うなど地上に近い食事ができるようになりました。宇宙食と聞くと特別なイメージがあるかもしれませんが、宇宙食の中身の多くは私たちが日常食べている食品と同じ。包装を宇宙船内のオーブンや水・湯の注ぎ口に合わせて変えただけというものが多いようです。宇宙飛行士は、公式メニューから選んで献立を決めます。だから日本人宇宙飛行士がこれまで宇宙で食べたみそ汁やカレーは、実は「ボーナスパック」として、個人的に少量を持ち込んだものでした。しかし、日本でも宇宙の科学実験施設「国際宇宙ステーション」計画に参加したのをきっかけに、日本人向け宇宙食の開発が本格化しています。