2003年08月07日

◆今日の一品◆
R製 花火
今日はロケットタウンから「花火」が新配布になりました。花火のアイテムはピッケルタウンとほのぼのタウンにもありますね。同じような打ち上げ花火の柄違いはピッケルタウンにあります。
最近は日本の花火大会でも外国製の花火を多く見かけるようになってきました。これは活発な貿易にもよりますが、花火大会のプログラムにより変化のある演出を盛り込もうという煙火業者や主催者の工夫であるともいえるでしょう。おかげで普段私たちが見ることの出来ない日本以外の様々な国の花火が楽しめます。
外国の花火(アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア系)の花火は必ずしもまるく開きません。もちろん打ち上げ方や演出の根本的な違いも大きいのですが、そこには打ち上げ前の花火玉の形にも基本的な違いがあります。
外国の花火は円筒形であるために、同じ直径なら球形の入れ物より中身をたくさん詰められるという利点があります。さらにこうした短い円筒形の花火をいくつか重ねて、順に点火していくようにします。こうしてできた花火は直径より長い筒型のものになり、各ユニットの内容を変えて組み合わせることでより中身の濃い花火が制作できます。
最近ではイタリア、イギリスなどでも日本式の球形の玉を作るようになっているようです。アジア圏の各国では日本の菊花型割物花火を数多く作っています。こうした中国製を主体とするアジア産の花火はさかんに輸入されています。それは日本では工場の規模を拡大できない国内の煙火業者が、より安い人件費つまりは製造単価を求めて、日本中国などで合弁会社をつくり、製造、輸入しているという場合もあります。国内の花火大会でスターマインなどで消費される小さい号数の玉は、こうした輸入物が多くなってきています。