◆今日の一品◆ |
今日も再配布のアイテムだけでしたので、既存のアイテムから「ウクレレ」をご紹介します。 ウクレレといえば、高木ブー? それとも牧伸二? 牧伸二がどういう人だかわかるあなたは、けっこういいお年の住人です。(笑) さてウクレレといえば、ハワイアンですが、1879年8月23日にポルトガルの移民船によってブラギーニャという民族楽器がハワイに持ち込まれたという記録がハワイ州当局に残されています。そのブラギーニャがウクレレになったのだと。また別の説には、ブラジル移民の持ち込んだカバキーニョという民族楽器がウクレレの原型になったのだというものもあります。 またウクレレの語源としてはUke(のみ)がLele(飛び跳ねる)という説があります。1898年ハワイはアメリカに併合されますが、そのころから伝統的なハワイアン・ミュージックとアメリカンミュージックが融合し始め、ハワイではヌネス、クマラエ、カマカといったメーカーが誕生しました。これらのウクレレには素材としてハワイ自生の木Koaが使用され、その美しい木目が特徴的なウクレレは一種工芸品のような輝きをはなっています。これら1本1本手作りされたウクレレは現在ではヴィンテージウクレレとしてコレクターズアイテムとなっています。 また1910年代の後半からあのアコースティックギターで有名なC.F.マーチンも柔らかな音色が特徴のマホガニーという素材を得てウクレレ市場に参入してきます。マホガニーの前にはスプルーストップのウクレレも製造していたようですが、あまり良い評価を得られなかったようです。1923年からはKoaを使用したモデルも製造され、とくにフィンガーボードとヘッドに美しいインレイをほどこされたStyle 5Kというモデルはコレクター垂涎のアイテムとなっています。 |