◆今日の一品◆ |
今日は新アイテムがお休みでした。ログイン障害が相次ぎ、控えたのかもしれません。 ご紹介するのはほのぼのタウンのラーメンです。見た感じだと、焼きのりとなるとが乗っていて、具がシンプルなので、東京ラーメンのようですがインスタントラーメンのようにも見えます。 1958年、日本で誕生したインスタントラーメン。今では、地球上で年間約500億食消費される「国際食」です。おいしいこと、保存できること、調理が簡単なこと、価格が適正なこと、安全なこと、この5つを目標に、開発を進め、日清の味付即席中華めん「チキンラーメン」は誕生しました。 しかしながら、1食35円という販売価格は、当時中華そばを店で食べるのと変わらない値段でした。うどん1玉6円にくらべ、問屋も顔をしかめる価格であったのも事実です。 ラーメンという呼び名そのものも、当時は一般的ではありませんでした。中華そばに替わって広く使われるようになっていくのも、「チキンラーメン」の登場がきっかけです。 さて、インスタントラーメンの発売から2年後、森永製菓がインスタントコーヒーを発売します。こちらもマスコミの人気を集め、インスタントブームが加速します。各地の百貨店は「インスタント食品大会」を催し、ありとあらゆる「インスタントもの」が登場します。そしてついに、1960年から60年(昭和35~36)にかけて、最大の流行語となったのが、インスタントだったのです。 しかし、インスタントという言葉の意味も、インスタント食品の評価基準も、まだまだあいまいなものでした。 |