自作機Cuteちゃん、奇跡の復活

時代を感じさせるピンク×スケルトンの筐体。自作機第1号のその名もCuteちゃんです。

お友達と行った台湾旅行で急遽パソコン制作に目覚め、ほぼ毎日のように通った八徳路電気街。台湾のアキバと呼ばれるところで自作PCの聖地です。怪しい英語と漢字を駆使して筆談し、パーツを買い集めて、ホテルでせっせと組み立てました。
成田空港で初めて税関のチェックにひっかかった思い出の品です。(もちろんノープロブレムだったけど。)

ちっちゃいジャンパースイッチ1つの配置ミスで起動するまで1か月も悩まされた手のかかった子でしたが、最近はでっかいVAIOくん専門で、この子にはぜんぜん構ってあげてなかったもんな。OSも古いし。もういい加減ダメだろうと思っていました。

パソコンリサイクル法で使えなくなったPCは、「燃えないゴミ」ではなくリサイクル料を払って処分してもらわなくてはいけないよ。

処分してもらうにしてもハードディスクを徹底的に壊しておかないと、個人情報が漏れる可能性があるので、そのまま無防備に出せません。
先日、お亡くなりになった自作PCのCuteちゃんを今度の金曜日に処分してもらおうと思っていたので、ハードディスク破壊のため、筐体のビスをはずし始めたのですが、何を思ったか、私は「これが最後の1回だ!」と起動させてみたのです。

すると・・・今までうんともすんとも言わなかったのに、電源が入りそうな予感?!
これはと思って最後のあがきで格闘すること1時間半。ついにCuteちゃん奇跡の復活となりました。やったー! 確かに直った!! うるさいハードディスクの音。懐かしいウインドウズ2000のデスクトップ。
相変わらず他のPCに比べてノロノロな動きですが、このアナログっぽさがまたかわいい♪
まだ何とか使えそう。しっかりメンテしてあげました。