2002年09月04日

◆今日の一品◆
H製 天せいろ
最初見たとき、一瞬ではこれがなんなのかわかりませんでした。微妙に小さいんだもん。(笑) 拡大すると、おいしそうな天せいろですね。薬味がついてると、もっとナイスだったんだけど。(笑) 新そばは来月10月。1年で1番おそばのおいしい季節がやってきます。急におそばが食べたくなっちゃいました。
さて、おそばですが、そばの栽培自体は少なくとも、約三千年前の縄文晩期に始まったとみられています。
日本では石器時代にはすでに食べられていたという証拠が残されています。もちろん、当時の調理方法が書いてある史書などありませんが、たぶんそばの実をつぶして、「すいとん」や「だんご」状にしたものを調理して食べたのではないでしょうか。
弥生時代以降、米が作られ始めますが、そばやむぎは補助食糧として米の不足をカバーするための食糧であったと推測され、また祝い事や、間食に使われる食糧としても大変重宝されました。
というのも、日本人の食事は江戸時代初期まで朝夕2回というのが習慣で、その間に1回、間食を取っていた記録が残っているからです。