2002年06月08日

◆今日の一品◆
H製 新簾(すだれ)
今日の新アイテムはほのぼのタウンの簾(すだれ)です。既存のものが竹でできているのに対し、こちらはもう少し風流な趣の「すす竹」かなという感じですね。
すだれは用途により大きく2種類に分かれます。
日よけ簾(すだれ)は軒簾(のきすだれ)とも呼び、もっとも一般的で軒先や窓際に着けたり、出入り口に下げます一方、座敷簾(ざしきすだれ)は、日よけ簾より豪華に見えます。四方を布で締め上げている点は、むしろがすだれの源流であったことをうかがわせます。すだれの大きさは関西の方が関東に比べ大きく、これは畳にも共通しています。日よけ簾の丈は大155センチ、中112センチ、小80センチです。座敷簾になりますと、172センチ丈と長くなります。ちなみに、すだれは編み糸の数が多い方が上等なのだそうです
日本の夏座敷は冬の座敷に対するものではなく、夏の間のインテリアとして、より風通しがよく、涼しく見えるように模様替えをしたもの。すだれはその代表例。縁側の障子をすだれに替え、襖(ふすま)は簾戸(すど)に替えたりもします。