2002年06月07日

◆今日の一品◆
P製 かんじき
ん~、今日のロケットタウンの新アイテムは「スライム」なのかなぁ。「しずく」なのかなぁ。ちょっと不明です。

今日、ご紹介するのは、既存のアイテムからピッケルタウンの「かんじき」です。かんじきは使ったことありますか? 私は使ったことがありませんが、雪深い地方では、便利な道具として、今も使われています。
起源はとても古く、新石器時代に北欧から北アジア・北アメリカに伝わったといわれており、北半球の各地でその使用がみられます。日本でも、かんじきは縄文時代から使われていたと考えられ、その分布も山陰地方から北海道まであります。1.単輪(たんりん)型(1本の輪材で作られた円形・楕円形・ヒョウタン型のもの)2.複輪(ふくりん)型(2本の輪材でつくられた楕円形のもの)3.すだれ編み型(木または割竹を横に並べてすだれのようにしたもの)の3つのタイプに大きく分けられます。

かんじきを固定する方法は、斜面を登る場合は、足の甲の部分しか縛りません。平地を歩く場合は、ひもを後へ回してクロスさせ前でしっかり縛ります。雪崩が起きた場合、長靴ごとかんじきを履き捨てて、逃げやすくするための知恵だそうです。