2004年03月13日

◆今日の一品◆
D製 たんぽぽ
今日もドルフィンタウンから新アイテムの配布がありました。「たんぽぽ」です。
たぶん、みなさんが道端でよく見かけるたんぽぽは「西洋タンポポ」です。在来種(日本産のたんぽぽ)は萼片が反り返っていないので区別は容易です。たんぽぽの綿毛って、小さい頃、これが耳にはいると中耳炎になるよと言われませんでしたか? これが耳に入ったことが原因で中耳炎になることはないそうです。(笑) たんぽぽの葉や根は食べられます。天ぷらにしたり、お浸しにしたり。ちょっと苦みがあるところがいいのだと言われますが、私はあまり食べたいと思いません。根はコーヒーの代用になるそうです。根を干して、フライパンで炒り、コーヒーミルにかければよいとのことですが、こちらはまだ試したことがありません。
在来種のたんぽぽのうち、平地に生育する黄色の花の在来種は、最近では1種類として扱われることが多くなりましたが、地方によって少しずつ形が変形しています。図鑑には、関西以西にカンサイタンポポ、東海地方にトウカイタンポポ、関東地方にカントウタンポポ、中部地方以北にシナノタンポポなどが分布していると書いてあります。新潟大学によると、これらの平地生2倍体種(染色体を16本もっているたんぽぽ)は1種類で、カンサイとカントウが亜種、シナノやトウカイがカントウの変種とするのが適当だそうです。また、北地や山地にはエゾタンポポという3倍体種が分布しているそうです。