◆今日の一品◆ |
今日もほのぼのタウンから新アイテムの配布がありました。「大きな穴のあいた壁」をご紹介します。 最近はエコロジーブームで自然素材を使った建築が流行っています。もちろんシックハウス対策でやっている人も多いと思いますが、日本建築は昔から土壁を多様してきました。土壁とは、土を使用した左官仕上げの壁の総称です。湿度、温度が安定し、高温多湿の日本の気候風土に適した壁と言えますよね。さび砂壁は内壁に、聚楽や漆喰壁、珪藻土壁は内外装の壁として使用。下地は竹小舞いでしたが、最近はラスボードを使うことが多いようです。 材料によっていろんな風合いもだせるのが魅力です。石灰、土、セメント、砂、繊維、糊、顔料などの組み合わせで数々の壁の表情を作り出すことができます。日本では石灰に砂を入れて仕上げる事はあまり無いので収縮の少ない粉状の石灰を使われてきたましたが、ヨーロッパでは厚くつける下塗りには粉状石灰で上塗りにはベースト状石灰を使うのが一般的です。石灰で作られた壁は材料と手法を吟味して行えば2000年以上もつことはイタリアのポンペイの遺跡で実証済みです。 メンテさえきちんとすると、長時間もつということですが、ほのぼのタウンのこの壁は・・・。 |